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へいあんオフィシャルブログ メモリアル・ノート
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法事・法要

弔い上げを行なう時期と流れは?弔い上げ後に行なうことは?

弔い上げの様子

公開日:2022年10月3日

仏事における「弔い上げ(とむらいあげ)」については、「あまり聞きなじみがない」「弔い上げのご法要に参列したことがない」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、これから弔い上げを予定されている方のご参考となるよう、弔い上げを行なう時期、流れ、マナーなどについて解説します。


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弔い上げとは?弔い上げの意味について

それではまず、弔い上げは何のためにするのか、どのようなご法要なのかを確認しましょう。

追善供養として最後に執り行なう年忌法要

年忌法要

弔い上げとは、故人様のご供養のために行なう最後の年忌法要です。
追善供養として一周忌、三回忌、七回忌…と重ねてきた年忌法要を、三十三回忌や五十回忌などの節目を最後に終了することを意味し、「問上げ(といあげ)」「問い切り(といきり)」「上げ法要(あげほうよう)」とも呼ばれます。

弔い上げを経て故人様の魂は「個」としてのご供養は終え、「ご先祖」として信奉していくことになります。
弔い上げはひとつの区切りとなる大切な儀式ですが、一般的に弔い上げ御法要の際に、何か特別にやるべきことや決まりのようなものはありません。
とはいえ、ご寺院のお考えや地域の慣習によって、通常のご法要よりも盛大に行なったり、自宅などではなくご寺院で行なったりすることもあるようです。

弔い上げのやり方は、ご寺院や地域により異なるため、事前にご寺院へご相談をされたうえで、どのように弔い上げを行なうかを決めると安心でしょう。

宗旨によって考え方が違う

仏教の考え方

弔い上げについては、仏教と神道でそれぞれの考え方があります。

仏教では、一般的に三十三回忌や五十回忌に弔い上げを行なうことが多いです。
仏教においては、亡くなってから長い時間を経るうちに魂は浄化されていき、三十三回忌や五十回忌を迎えるころには、どのような魂も極楽浄土へ行くことを許されると考えられています。
そのため、個としての追善供養を終了する区切りとして弔い上げを行なうのです。
幼い子どもなどの無垢な魂は、早く浄化されると考えられるため、早く弔い上げをする例も多くあります。

神道でも仏教と同じように、三十三年祭や五十年祭に弔い上げを行ない、最後の式年祭として区切りをつけます。
悪いことをする荒御魂(あらみたま)も、そのころには優しく温厚な和御魂(にきみたま)になるといわれているからです。

近年は弔い上げを早める場合も

弔い上げを早める場合も

弔い上げは、一般的に三十三回忌や五十回忌に行ないますが、近年は七回忌や十三回忌などに早めて行なう方も増えています。
ご法要の施主も参列者も高齢化すると、「ご法要を営むこと自体が難しくなる」「五十回忌などになると故人様の生前を知る方がすでにいない場合がある」といった理由からです。
弔い上げのタイミングは、ご家族のご事情をふまえ、ご寺院にご相談のうえで決められると良いでしょう。

 

弔い上げの流れについて

弔い上げの流れ

弔い上げのやり方や流れについては、先にも述べたとおり特別な決まりごとなどはなく、以下のように通常のご法要と同じ流れで行なうことが多いです。

・ 読経
・ 参列者による焼香
・ 法話
・ 施主のご挨拶
・ お食事
・ 散会

施主挨拶の際には、あらためて参列者にこの法要をもって弔い上げである旨をお伝えすると良いでしょう。

 

弔い上げでお渡しする御布施の相場は?

弔い上げの相場は?

ご寺院への御布施は通常の年忌法要と同じと考え、弔い上げ用として特別に御布施をお包みする必要はありません。
ただ、弔い上げということで気持ちとして、多めにお包みする方もいらっしゃいます。
相場としては、相場は30,000円~50,000円といったところでしょうか。

御布施について『【お布施の相場】ご葬儀・法要の際の一般的な金額は?』をご確認ください。
※御布施の金額については、宗旨・宗派により、またご寺院の考えやしきたりによっても異なります。詳しくはご寺院にご確認いただくことをおすすめします。

 

弔い上げを行なう際の服装について

弔い上げの服装は?

弔い上げのご法要では、喪服・準喪服を着用しましょう。
それまでの年忌法要には平服で参列していても、弔い上げの際は喪服・準喪服の着用が望ましいとされています。
準喪服とは、男性はブラックフォーマルスーツ、女性はブラックフォーマルスーツ(ワンピース、アンサンブル)です。

身だしなみについて詳しくは『【服装・マナー】ご葬儀・家族葬の参列者の身だしなみについて解説!』でご確認いただけます。

 

弔い上げの後に行なうこと

浄土真宗では過去帳をそのまま使用します

先にご説明したように、弔い上げをすると、故人様の魂をご先祖の霊として祀ることになります。
故人様の位牌は、閉眼供養の後、ご寺院でお焚き上げをしていただくことが一般的です。
閉眼供養とは、故人様の位牌から魂を抜くことで、その後、先祖代々の繰出位牌(回転位牌とも)へと移したり、過去帳に記したりすることが多いです。

なお、浄土真宗では、忌明けのタイミングで白木位牌から過去帳に記すので、弔い上げ後もその過去帳を使用します。
位牌の扱いやお焚き上げについては、ご寺院や地域によっても考え方が異なりますので、まずはご寺院に相談されるとよいでしょう。

開眼供養については、『開眼供養に必要な準備とは?御布施の表書きや当日の流れを解説』で詳しく解説しております。

 

まとめ

弔い上げについてはご相談ください

今回は、最後の年忌法要となる弔い上げについて解説しました。
一般的には三十三回忌や五十回忌に行ないますが、近年は高齢化などの事情から、七回忌や十三回忌などに早めて行なう例も増えています。

ご法要のタイミング、当日の流れ、お焚き上げなどについては、ご寺院とよくご相談されたうえで決めていただくと、悔いのない弔い上げとなるでしょう。
故人様の個の魂としては最後のご供養となるため、心を込めて行ないたいものです。

なお、平安祭典では弔い上げのご法要のお手伝いをしております。
弔い上げや年忌法要についてのお問い合わせ、ご相談などがございましたら、気兼ねなく平安祭典(0120-18-4142)までご連絡ください。