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  • 【通夜ぶるまい】料理内容・費用・流れ・マナー・を解説

    葬儀


    公開日:2023年8月7日
    お通夜が終わった後、喪主やご遺族は参列者をもてなす会食の場を設けます。
    「通夜ぶるまい」と呼ばれるものですが、どのような料理を用意すれば良いのか、もてなす側・もてなされる側のマナーなど、分からないことが多い方もいらっしゃるでしょう。 そのような方のために、当記事では通夜ぶるまいの意味や料理の内容、流れ、マナーなどを解説します。
    通夜ぶるまいに関する疑問や不安を解消するために、最後までお読みいただけますと幸いです。  
     
    通夜ぶるまいとはお通夜の参列者をもてなす会食の場
    通夜ぶるまいとはお通夜の参列者をもてなすために設ける会食の場です。
    食事をしながら故人様を偲び、故人様との想い出などを語り合います。 本来、お通夜といえば夜通し行なうものであったため、昔は通夜ぶるまいも夜通し行なっていました。
    しかし、近年はお通夜の時間が短くなっており、通夜ぶるまいを含めても数時間で終了することが一般的です。 また、以前は参列者を含めた大人数で会食することが多かったのですが、近年ではご家族のみでの会食も多くなりました。
    なお、「通夜ぶるまい」と「仕上げ料理(精進落とし)」を混同される方がいらっしゃいますが、仕上げ料理とはご葬儀でお世話になった方にをふるまう料理のことです。
    ###shiageryouri_toha###で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。  
    通夜ぶるまいの料理内容と費用相場について
    通夜ぶるまいの料理内容は、本来は肉魚などを避けた精進料理でした。
    しかし、近年は料理に力を入れる葬儀社も多く、精進料理以外にも様々な料理の選択肢があります。
    平安祭典でも、フレンチのコースなどをご注文いただける会館もあります。
    また、お通夜にどれくらいの人数が参列するか読みにくいことから、オードブルや寿司桶など、大皿料理を用意することが多いです。 また、急に人数が増えた際にも対応できるように想定人数よりも多めに料理を用意することが望ましいでしょう。
    費用相場は一人当たり2,000円~5,000円といったところです。
      通夜ぶるまいの流れ・進め方
    お通夜が終了すると、喪主挨拶で通夜ぶるまいを案内します。
    通夜ぶるまいは以下の流れで進められ、食事時間は1時間~2時間ほどです。 開会の挨拶
    ↓
    会食(通夜ぶるまい)
    ↓
    閉会の挨拶
    ※ご家族のみで会食をされる場合は挨拶を省略するケースも多くあります。
      「喪主の挨拶ってどんなことを言えば良いんだろう?」と不安をお持ちの方へ、次の項目で挨拶の一例をご紹介します。参考までにご覧ください。
      お通夜終了時・通夜ぶるまいでの喪主挨拶一例
    ここからは、お通夜終了時の喪主挨拶、通夜ぶるまいでの開会・閉会の挨拶の一例をご紹介します。
    人前に立って挨拶するとなると、慣れていない方は不安に感じるかもしれません。
    そのような場合は、ここで挙げる例をぜひご参考になさってください。
    お通夜終了時の喪主挨拶 本日はお忙しいなか、〇〇の通夜にお越しいただき、心から御礼申し上げます。
    皆さまからのご厚意に、遺族一同深く感謝いたしております。
    〇〇も、お集りいただきました皆さまに温かく見守られ、喜んでいることと思います。
    ささやかではございますが、別室に粗茶を用意しておりますので、召し上がりながら、
    〇〇の想い出など、お聞かせください。
    なお、明日の葬儀・告別式は〇時からでございます。
    これからも、生前の〇〇同様、温かいご指導・ご厚誼をたまわりますようよろしくお願い申し上げます。
    本日は、ご弔問誠にありがとうございました。
    開会の挨拶 本日はお忙しいなか、〇〇の通夜にお越しいただき、誠にありがとうございました。
    遺族を代表いたしまして、心より御礼を申し上げます。
    お時間の許す限り、〇〇の在りし日の想い出話とともにごゆっくりとお過ごしください。
    閉会の挨拶 皆さまのお陰をもちまして、滞りなく〇〇の通夜を終えることができました。
    皆さまの温かいお志に、心からお礼申し上げます。
    想い出話はつきませんが、本日はこれにてお開きとさせていただきたく存じます。
    本日はお集りいただき誠にありがとうございました。
    明日の葬儀・告別式は〇時からでございます。
    皆さま、どうぞお気をつけてお帰りください。
      知っておきたい通夜ぶるまいでのマナー 最後に、通夜ぶるまいでのマナーについて「参列者側」「喪主側」に分けて解説します。
    参列者側のマナー ・ お断りせず参加する
    通夜ぶるまいへのお誘いを受けた場合は、できる限り断らず参加しましょう。
    どうしても辞退する場合は、事情を伝えた上でお断りすると、より丁寧です。
    短時間だけでも時間が取れる場合は、途中退席してもかまわないので参加すると良いでしょう。
    途中退席する場合は、ご遺族に「お先に失礼します」とお声掛けして帰ります。 通夜ぶるまいの参加人数は地域差が大きく、弔問客全員が参加することもあれば、ご家族のみということもあります。
    そのため、「自分が参加して良いものか」と悩まれるかもしれませんが、お声がけをいただいた場合は参加するのがマナーです。 ・故人様と関係ない話題は避ける

    通夜ぶるまいは故人様を偲ぶ場であり、通常の食事会や宴会とは異なります。
    会話の内容は故人様の想い出話にし、故人様と関係ない話題は避けるなどの配慮が必要です。
    また、故人様の想い出話であったとしても、大声で話したり笑ったり、酔っぱらってしまうこともマナー違反に当たります。
    お酒の量は控えめにして、適度な声量で会話するようご注意ください。 ・忌み言葉を使わない
    お食事をしながらお酒を飲むため、ややくつろいだ雰囲気にはなりますが、ご葬儀・ご法要といった際と同じく、忌み言葉の使用は避けましょう。
    忌み言葉とは、「重ね重ね」「くれぐれも」といった重ね言葉や、「追って」「再び」など不幸が重なることが連想される言葉です。 忌み言葉については、以下の記事でも詳しく解説しておりますのでぜひご確認ください。
    ###butuji_tabuu###
    ###chouji_toha###
    ###mosyu_toha### ・乾杯は行なわない

    通夜ぶるまいでは「乾杯」は行わず、「献杯」を行ないます。
    献杯とは故人様に対し、敬意を表し杯を捧げることです。
    献杯は乾杯とは違い、グラスを打ち合わせたり高く掲げたりしません。 喪主から献杯の音頭がありますので、参列者は杯を胸の前に差し出して静かに「献杯」と発声し、口を付けます。
    献杯の終了後、食事をはじめてください。
      喪主側のマナー
    近年、通夜ぶるまいにご寺院が同席されないケースが多くなりました。
    その場合は、御膳料として5,000円~10,000円ほどをお渡しください。
    渡すタイミングは、お通夜の前か後、もしくはご葬儀の際など様々です。
    平安祭典では、ご葬儀の開式前にお渡しすることが多いです。 御膳料の渡し方については、###ofuse_manner###で解説しております。
      まとめ
    当記事では、「通夜ぶるまい」について解説しました。
    通夜ぶるまいへ参加される方の人数や、料理の内容は様々ですが、想定の人数より多めに料理を用意しましょう。 喪主の場合は、お通夜の終了時、通夜ぶるまいの開会・閉会時に挨拶をする必要があります。
    人前での挨拶に慣れていない方は、事前に挨拶の内容を確認しておかれると良いでしょう。 お通夜、葬儀・告別式に関して、お困りごとなどございましたら、平安祭典(0120-00-3242)まで気兼ねなくご連絡ください。

    続きはこちら

  • 福祉葬の疑問を解決!条件・内容・申請手続き・マナーについて

    葬儀


    公開日:2023年6月5日
    ご葬儀を行なうには、祭壇や棺などの費用、参列者へふるまう料理の費用などが必要です。
    経済的に厳しい方は「葬儀をするのは難しいかな?」とお考えになるかもしれません。 そのような方にご検討いただきたいご葬儀の方法が「福祉葬」です。
    当記事では福祉葬を行なうための条件、福祉葬の内容、申請手続き、服装などのマナーについて解説します。
    ご葬儀費用でお悩みの方のお役に立てば幸いです。
      [@目次@]
      福祉葬とは?福祉葬を行なうための条件は? それではまず、福祉葬がどのようなご葬儀なのか解説します。
    福祉葬を行なうための条件についても確認しておきましょう。 福祉葬とは自治体からの葬祭扶助を受け行なうご葬儀
    福祉葬とは、自治体の葬祭扶助(補助金)を利用して行なうご葬儀です。
    「民生葬」や「生活保護葬」とも呼ばれ、ご葬儀費用は自治体から葬儀社へ支払われます。
    福祉葬は生活保護法・第18条「葬祭扶助」に基づき行なわれますが、一般的なご葬儀と違って内容には制限が設けられており、以下の範囲内で行なわれます。 “第十八条 葬祭扶助は、困窮のため最低限度の生活を維持することのできない者に対して、左に掲げる事項の範囲内において行われる。
    一 検案
    二 死体の運搬
    三 火葬又は埋葬
    四 納骨その他葬祭のために必要なもの 2 左に掲げる場合において、その葬祭を行う者があるときは、その者に対して、前項各号の葬祭扶助を行うことができる。
    一 被保護者が死亡した場合において、その者の葬祭を行う扶養義務者がないとき。
    二 死者に対しその葬祭を行う扶養義務者がない場合において、その遺留した金品で、葬祭を行うに必要な費用を満たすことのできないとき。“

    出典:生活保護法(◆昭和25年05月04日法律第144号) 以上のように、葬祭扶助の対象となるのはご遺骨を骨壷に納めるところまでであり、火葬後のお墓などへの納骨は対象になりません。
    なお、厚生労働省によると葬祭扶助の上限金額は次の通りです。
    ・大人:212,000円
    ・小人:169,600円 出典:生活保護法による保護の基準(◆昭和38年04月01日厚生省告示第158号)
    ただし、自治体によって支給される金額に差があるほか、物価の変動により上限金額が変更される可能性もあります。
    上記の金額は、あくまで参考としてご確認ください。
    福祉葬を行なうための条件について
    福祉葬を行なうための条件は、故人様が生活保護受給者であることです。
    故人様の貯金などでご葬儀費用をまかなえる場合や、ご親族に支払い能力のある方がいらっしゃる場合は、葬祭扶助が認められないことがあります。 喪主が生活保護受給者であると葬祭扶助が認められる自治体もありますが、認められない自治体もあります。この辺りは自治体によって差があるため、お住まいの地域での条件を事前にご確認ください。
      一般的な福祉葬の流れ・内容
    福祉葬の流れは、以下の2パターンです。
    火葬式のみ 遺体の搬送
    ↓
    遺体の安置
    ↓
    出棺
    ↓
    火葬
      読経あり お通夜
    ↓
    葬儀・告別式
    ↓
    出棺
    ↓
    火葬 自治体によって「どこまで葬祭扶助が支給されるか」という点が異なり、火葬のみしか認めらない自治体もあれば、お通夜、葬儀・告別式、火葬、読経までを認める自治体もあります。
    詳しくは葬儀社へお問い合わせいただくと良いでしょう。
      福祉葬の申請手続き
    福祉葬を希望される方は、まずご葬儀の前にお住いの自治体(市役所の福祉課や福祉事務所のケースワーカー)へ「福祉葬を希望する」旨を伝えましょう。
    基本的に故人様のご親族や同居人が申請を行ないますが、故人様に身寄りがない場合は、後見人が申請を行なうこともあります。
    申請者は自治体指定の書類に次の点を記入して、必ず火葬の前には提出してください。 ・故人様と申請者の個人情報
    ・故人様と申請者の経済状況
    ※火葬後に書類を提出すると、「葬儀費用を立て替えられた = 葬儀費用の支払い能力がある」と判断され、申請が受理されないことがあります。 申請後、各自治体で審査が行なわれ、審査に通ると葬祭扶助の支給が認められます。
    ただし、故人様の貯金が見つかったり、申請者以外のご親族にご葬儀の支払い能力があることが分かった場合は、葬祭扶助の支給が認められないことがあります。
    また、ご親族が費用を足してご葬儀を豪華にすると、支払い能力があるとみなされ、葬祭扶助の支払いが認められない場合もあります。
      福祉葬での服装は準喪服が望ましい
    福祉葬での服装は、一般的なご葬儀と同じです。
    準喪服の着用が望ましいとされるため、男性はブラックのスーツ、女性もブラックのフォーマルスーツを着用しましょう。
    略式喪服(黒基調のスーツ・ワンピース・アンサンブル)でも構いません。 【関連記事】
    ###sougi_midashinami###  
    福祉葬での御香典の受け取りは問題ない
    福祉葬を行なう場合、「ご葬儀費用の支払いが難しい」という理由で葬祭扶助を受けるため、「御香典を受け取ってはいけないのでは?」とお考えになる方がいらっしゃいます。
    しかし、福祉葬での御香典の受け取りは問題ありません。また、御香典を受け取ったことを自治体に申告する必要もありません。
    御香典は「収入認定外」として扱われるため、収入とはみなされないためです。また、御香典をいただいた場合は、「香典返し」を行なう必要があります。 【関連記事】
    ###koudengaeshi_toha###  
    福祉葬の場合に納骨はどうなる? 先にご説明したように、葬祭扶助の対象は、ご遺骨を骨壷へ納めるところまでです。
    そのため、納骨は葬祭扶助の対象になりません。
    納骨の方法には次の選択肢があるため、経済的な事情も考慮のうえ、ご選択ください。 【関連記事】
    ###noukotsu_toha### 納骨堂
    納骨堂とは、ご遺骨を収蔵する施設のことで、お墓の代わりに利用されます。
    宗派を問わずご遺骨を預けられ、檀家になる必要もない納骨堂が多くあります。 【関連記事】
    ###noukotsudou_toha### 永代供養
    永代供養とは、ご遺族の代わりに霊園やご寺院が故人様を供養し、お墓を管理する方法です。
    一連の管理を全てお任せできるうえ、お墓の管理を心配する必要がありません。
    他の方のご遺骨を一緒にお祀りする「合祀墓」であれば、10万円~30万円で管理をお任せできます。
    ※費用はあくまで目安です。 【関連記事】
    ###eitaikuyou_toha### 散骨
    散骨とは、ご遺骨を粉末にして山や海に撒くことです。
    お墓が必要ないためご遺族の負担が少ないとされ、故人様が散骨を希望されることもあります。
    一度お墓に納骨したご遺骨を散骨する場合は、手続きが必要となるためご注意ください。 【関連記事】
    ###sankotu_toha### ご遺族が管理する
    ご遺族が、ご遺骨を手元に置いて管理しても問題ありません。
    納骨の期限は定められていないため、ご自宅でご遺骨を管理することは違法にはなりません。
    納骨先が決定するまではご遺族が管理されても良いでしょう。 ご遺骨の引き取り手がない場合は、「焼骨不要」や「遺骨保管」の手続きをすると、収骨の必要がないこともあります。
    火葬場によって対応が異なりますので、詳しくは事前に葬儀社へお問い合わせください。 【関連記事】
    ###kasou_fukusou###  
    まとめ
    当記事では、福祉葬について解説しました。
    故人様が生活保護受給者であった場合、福祉葬を申請すると自治体から葬祭扶助が支給されます。
    喪主が生活保護受給者の場合も葬祭扶助が認められる自治体があるため、ご葬儀の費用でお困りの方は確認されることをおすすめします。 平安祭典でも福祉葬を承っておりますので、ご不明な点やお困りごとなどがございましたら、気兼ねなく(0120-00-3242)までご連絡ください。

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  • 湯灌とは?湯灌を行なう意味・流れ・費用などまとめて解説

    葬儀


    公開日:2022年12月5日
    ご葬儀の前には、「湯灌(ゆかん)」という儀式が行なわれることが多いです。
    とはいえ、湯灌は実際に何をするのかご存じない方も多いでしょう。 そこで当記事では、湯灌の意味、流れ、費用などを解説します。
    ご葬儀をされる際の参考として、お読みいただけますと幸いです。
     
     
    湯灌とは?死化粧やエンバーミングとの違いは? それではまず、湯灌とはどのような儀式なのかを解説します。
    死化粧やエンバーミングとの違いも見ていきましょう。 湯灌は故人様の身体や精神を清める儀式
    湯灌とは、故人様の身体を清める儀式で、納棺に際して行なうものです。
    ぬるま湯で身体や頭髪を洗浄してご遺体を清潔にするだけでなく、この世の穢れ(けがれ)、痛み、苦しみを拭き清め、来世への旅支度を整える意味もあります。
    生まれたての赤ちゃんがつかる産湯には、身体を清めるとともに、この世での健やかな発育を願うという意味があります。
    湯灌にも同じように、現世での穢れを洗い清め、よりよい来世に生まれ変わるようにという願いが込められています。
    ※病院などでは「エンゼルケア(死後処置の総称)」が行なわれますが、湯灌とは全く違うものなので、混同されないようご注意ください。 昔は習慣としてご遺族が湯灌を行なっていましたが、昨今は葬儀社のスタッフや、専門のスタッフ(湯灌師)が行なうことがほとんどです。
    2008年に公開され多くの賞を受賞した映画『おくりびと』の影響から、湯灌師を目指す方も増えています。
    湯灌師に聞くと、映画を鑑賞されたご遺族から「あなたたちがおくりびと?」とお声かけいただくことも増えたそうです。 ちなみに、湯灌は必ずしも必要な儀式ではありません。
    病院でのエンゼルケアによって表面上はご遺体を綺麗に保つこともできますが、宗教儀式を重視される場合や、ご遺族が故人様の死を受け入れる区切りとするために、湯灌を行なうことが一般的です。 死化粧やエンバーミングとはどう違う? 湯灌と死化粧、エンバーミングは、それぞれ違うものですので、違いを確認しておきましょう。

    ・ 死化粧
    故人様の髪を整え、お化粧を施すことです。
    故人様のお顔を生前に近い印象になるよう、美しく整えることで、エンゼルメイクともいいます。
    死化粧については、###noukan_toha###の中でも解説しています。 ・ エンバーミング
    ご遺体を長期保存するための技術で、「遺体衛生保全」とも呼ばれます。
    ご遺体の消毒・殺菌・防腐処置や必要に応じて修復することで、およそ10~14日の常温保存を可能にします。
    エンバーミングについては、###embalming_toha###で詳しく解説しています。 湯灌の流れについて 湯灌は、次のような流れで行なわれます。会館で行なうにせよ、ご自宅で行なうにせよ、基本的な流れは同じです。

    ① 浴槽の準備
    会館で湯灌を行なう場合は、会館内の湯灌設備がある部屋で浴槽の準備をします。
    ご自宅で湯灌を行なう場合は、湯灌師が専用の浴槽を持ってご自宅を訪問し、準備を行ないます。
    ↓
    ② 故人様へのマッサージ
    硬直をほぐすように、手首・肘・肩など関節を中心にマッサージします。
    ↓
    ③ 故人様の移動
    儀式の前には、故人様を浴槽まで移動させます。
    移動の際は、肌を見せないよう布がかけられます。
    ↓
    ④ 口上
    湯灌師から、湯灌の儀式についての説明が行なわれます。
    ↓
    ⑤ 逆さ水の儀
    故人様の身体をお湯で清めます。
    ご遺族が逆さ水の儀に立ち会う場合は、交代で足元から胸元へお湯をかけていきます。
    お湯の温度は約36~40度前後と、湯灌を行なう業者などによって差があるものの、通常のお風呂よりやや低めに設定されています。
    ↓
    ⑥ 顔と髭のお手入れ
    洗髪・洗顔・顔剃りといったお手入れが行なわれ、完了した後は顔を拭いて髪を乾燥させます。
    ↓
    ⑦ 全身のお清め
    シャワーで全身を洗い清めます。
    ↓
    ⑧ 死装束への着替えと死化粧
    仏教では浄土への旅支度として、故人様に死装束を着せることが一般的です。
    全身白の仏衣などを左前にあわせて着せ、笠、袈裟、杖、手甲、脚絆、白足袋、草鞋、頭陀袋などを着けます。
    死装束ではなく、故人様の想い入れのある服にされる方もいらっしゃいますが、いずれにせよお着替えは、湯灌や納棺の際に行なわれることが一般的です。 なお、上記した8つの工程のうち、どこまでが湯灌の料金に含まれるかは業者によって異なります。事前に確認しておきましょう。
      湯灌の逆さ水とは?
    逆さ水とは、故人様を清めるために使うぬるま湯のことです。
    通常、ぬるま湯が必要な場合は、熱いお湯に水を加えて温度を調整しますが、湯灌に使うぬるま湯は水に熱湯を足して温度を調整するため、「逆さ水」と呼ばれます。 また、故人様にお湯をかける柄杓(ひしゃく)を左手で持つ「逆さ手」という風習もあります。
    物事を普段と逆の手順で行なうことで、「死」を非日常的なものとする考え方に由来するそうです。
      湯灌にかかる費用はどれくらい?
    湯灌にかかる費用は、業者によって異なります。
    従って、「湯灌の費用は〇〇円くらい」と一概には言い切れません。 一例として平安祭典の湯灌料金を挙げると、77,000円(税込)です。
    この金額が相場というわけではありませんが、参考までにご確認ください。
      平服?喪服?湯灌の際の服装
    湯灌に立ち会う際の服装は、基本的に平服でかまいません。
    ただし、お通夜までに時間がない場合や、すでに喪服を着ている場合は、喪服のままでかまいません。
    平服に着替える必要はありませんので、そのままの服装でお立ち会いください。 また、立ち会う範囲に決まりはありませんが、第二親等までのご親族が立ち会うことが一般的です。
      まとめ
    当記事では、湯灌について解説しました。
    湯灌を行なう意味、流れ、費用など、ご不明な点は解決したでしょうか? 故人様を清める場面に立ち会うことで、ご遺族も故人様の死を受け入れるための区切りになることでしょう。
    湯灌を含めてご葬儀に関するお困りごとがございましたら、平安祭典(0120-00-3242)まで気兼ねなくご連絡ください。

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  • ご葬儀の受付を頼まれたら?失礼のない挨拶やマナーについて

    葬儀


    公開日:2022年10月17日
    ご葬儀の受付を頼まれたとき、初めてだと「手順を知らない」「マナーがわからない」と慌ててしまいますよね。
    そのような不安を解消していただけるよう、当記事では受付を務める際に知っておきたい基本知識やマナーについて解説します。
    実際に受付をされるときに慌てないよう、事前にご確認ください。
    [@目次@]
      ご葬儀の受付の役割とは?
    ご葬儀の受付は、ご遺族側の代表として参列者をお迎えする大切な役目です。
    手順やマナーをきちんと把握したうえで、参列者に失礼のない対応を心がけましょう。 受付では御香典などの金銭を扱うこともあるため、葬儀社のスタッフではなく、基本的にはご遺族側で数名を選出します。
    受付の役割は主に以下の3つです。 ① 芳名帳への記帳をお願いする
    ② 御香典を預かる
    ③ 供養品(返礼品)をお渡しする 加えて、ご遺族から依頼があれば、御香典の金額を確認し集計する「会計」まで行なうこともあります。
      ご葬儀当日の受付の流れ ここからは、ご葬儀の受付としてすべきことを一般的な流れに沿ってご説明します。
    ※詳しい手順や役割分担はご葬儀の規模や会館によって異なる場合もありますので、当日、葬儀社のスタッフからの説明をよく確認してください。 ご葬儀開式までに準備をする
    受付をされる方は、ご葬儀が始まる1時間前には会館に到着しておきましょう。
    会館に到着したら、以下のものが揃っているかを確認します。 ご遺族から特別に依頼などがない限り、持ち物はご葬儀に参列する時と同じでかまいません。
    集合時間に遅れないよう、忘れ物がないか確認して家を出ましょう。 ・ 数珠
    ・ ハンカチ
    ・ 袱紗
    ・ 御香典 必要なものはたいてい葬儀社で用意しているはずですが、足りないもの、他に必要なものがあれば、葬儀社スタッフに相談してください。
    ・ 筆記用具
    ・ 芳名帳:芳名カード
    ・ 供養品(返礼品) ※会計まで依頼されている場合は香典帳、会社関係のご参列が多いと予想される場合は名刺ホルダーなどを用意することもあります。
    通常、受付は数名で行なうため、必要に応じて「記帳をお願いする係」「御香典を受け取る係」「供養品をお渡しする係」などの役割分担を事前に決めておくと良いでしょう。
    準備をすべて整えたら参列者を待ちます。
    目安として、遅くともご葬儀が始まる30分ほど前には準備を終えておくようにしましょう。 弔問客へ挨拶する 参列者がいらっしゃったら、「ご参列ありがとうございます」や「本日はお忙しい中をお越しいただきまして、誠にありがとうございます」などの挨拶をします。
    天候が悪い日は、「お足元の悪い中、ご参列ありがとうございます」といった挨拶もよく使われます。 芳名帳へ記帳していただく・芳名カードを受け取る
    挨拶の後、「こちらに記帳をお願いいたします」とお声がけし、芳名帳または芳名カードに氏名と連絡先を記入していただきます。
    喪主にとって参列してくださった方の情報はとても大切なので、記入漏れがないようよく確認してください。
    氏名だけの方がいれば「お手数ですが、ご住所もご記入いただけますか」とお願いします。 また、故人様やご遺族の会社関係の方が参列された場合、受付で名刺をいただくことがあります。
    参列者の社名や役職がわかれば、どのような関係・立場の方が参列してくださったのか把握できるため、とても重要です。
    紛失しないよう保管しておき、まとめてご遺族にお渡ししてください。 御香典を預かる
    記帳後、参列者から御香典を差し出されたら「お預かりいたします」と言って両手で受け取りましょう。
    ゆっくりと一礼し、「ありがとうございます」とお礼を述べます。 ご葬儀によっては、故人様の遺志で御香典を辞退されることがあります。
    その場合は、御香典をお持ちになった方に「申し訳ございません。故人様の遺志により、御香典はご辞退申し上げております」と伝え、丁寧にお断わりしてください。
    また、参列者がお供えや弔電を持ってこられたら、一旦受付でお預かりし、葬儀社のスタッフに伝えて対応をお願いしましょう。 供養品や当日返しをお渡しする
    御香典を受け取ったら、供養品をお渡しします。
    「こちらをどうぞ」「お礼の品でございます」などの言葉を添えると良いでしょう。
    供養品は参列者1名につき1つずつお渡ししますが、御香典が連名の時は人数分を、会社・団体からなら1つだけお渡しするのが一般的です。 また、供養品とは別に、ご葬儀当日に御香典のお返しをする「当日返し」の場合は、御香典の金額に応じた品もお渡しします。
    供養品や当日返しの対応でわからないことがあれば、葬儀社のスタッフに確認してください。
    以上が一般的なご葬儀における受付の流れです。 ただし、規模の大きいご葬儀では、「受付係とは別に会計係を設ける」「親族受付・友人受付・会社受付などに分け、複数の受付を設ける」「受付係が参列者を式場へご案内する」など、段取りや役割分担が異なる場合もあります。
    いずれにしても、葬儀社のスタッフとご遺族が事前に相談した上で、葬儀社スタッフから受付係にアドバイスをしてもらえますのでご安心ください。
      知っておきたいご葬儀の受付マナー 続いては、ご葬儀の受付を務めるにあたり知っておきたい基本的なマナーについて解説します。
    品位のある言葉づかいで挨拶する
    口調や言葉づかいに関しては、以下の点に気をつけると良いでしょう。
    ・ 場に相応しい落ち着いたトーンの声を心がける
    ・ 早口にならずゆっくり話す
    ・ 丁寧な言葉づかいで対応する ご遺族の代表であることを忘れずに、品位のある話し方を意識し、参列者に失礼のないよう丁寧な対応をします。
    御香典は両手で受け取る
    御香典は、必ず両手で受け取ります。
    受け取った後は、ゆっくりと一礼をします。
    また、会計係がいる場合は、受け取った後にゆっくりと一礼し、参列者が受付を離れてから御香典を渡すようにします。
    受付を済ませた方の目の前で、御香典の受け渡しをしないよう気をつけてください。 御香典辞退の場合は丁寧にお断りする
    先にご説明したように、ご遺族が御香典を辞退している場合は御香典を持参した方に、故人様の遺志をお伝えして丁寧にお断りします。
      ご葬儀の受付の服装は?
    受付をする際の服装は参列者と同じと考え、準喪服もしくは略式喪服を着用しましょう。
    ご葬儀の服装について、詳しくは###sougi_midashinami###をお読みください。
     
    ご葬儀の受付をする際の注意点 ご葬儀の受付を務めるときは、いくつかの注意点があります。
    焼香のタイミング
    焼香は開式前に済ませておくか、参列者の焼香が一通り終わったタイミングで行ないます。
    受付では御香典などの金銭も預かっていますので、誰もいない状態になるのを避けるため、焼香は交代で行ないましょう。 御香典を喪主へ渡すタイミング
    御香典はご葬儀が落ち着いた頃合いを見て、まとめて喪主にお渡しします。
    翌日も受付をする予定であっても、必ずその日のうちに喪主にお渡ししましょう。
    御香典を預かったたまにしてしまうと、トラブルの心配もありますので、ご注意ください。  
    ご葬儀の受付を頼む際に知っておきたいこと それでは、ここからは「ご葬儀の受付を依頼する側」が知っておきたいことを見ていきましょう。
    一般的に、受付はどなたへ依頼するものでしょうか?
    ご自身が受付を頼むことになった場合、どなたにお願いすれば良いか、お礼はどうすれば良いのかもご説明します。 ご葬儀の受付は誰に依頼すると良い?
    受付はご親族に依頼することが一般的です。
    ただし、お通夜、葬儀・告別式を通して受付にいなければならないため、直系のご親族は避けることが多いです。
    ご葬儀の規模が大きいときは、友人や会社の同僚などに頼むこともあります。
    地域によっては慣習として、ご近所の方や自治会の方が受付をすることもあるようです。 受付をしてくれた方へお礼は渡す? 一般的にご親族に対するお礼は不要とされていますが、感謝の気持ちを示したい場合は、お礼の品を渡すなどしても良いでしょう。
    友人や同僚に依頼した場合は、現金であれば3,000円~5,000円ほどが相場とされています。
    「志」や「御礼」と書いた封筒に入れてお渡しください。 他にも食事やお持ち帰り料理を用意するなど、お礼の方法はさまざまです。
    どのようにお礼をするか迷ったら、葬儀社に相談されてはいかがでしょうか。 まとめ
    今回は、ご葬儀の受付に関して知っておきたい基本事項をご紹介しました。
    受付をされる方はご遺族の代表であるという責任感を持ち、品位とマナーを意識して参列者に対応しましょう。 平安祭典では、ご葬儀・ご供養に関する各種ご相談を承っています。
    神戸・阪神間でお困りごとがございましたら、平安祭典(0120-00-3242)まで気兼ねなくご相談ください。

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  • 直葬とはどんな葬儀?流れ・費用・メリットとデメリットは?

    葬儀


    公開日:2022年10月10日
    近年、ライフスタイルの多様化に伴い、さまざまな形式のご葬儀が選択できるようになりました。
    そのうちのひとつとして、「直葬(ちょくそう)」という非常に簡略化された形式のご葬儀があります。 直葬という言葉を耳にしたことはあっても、参列する機会がほとんどないため、詳しくはよくわからないという方が大多数ではないでしょうか。
    この記事では直葬とはどんなご葬儀なのか、メリット・デメリットなどを解説いたします。
    [@目次@]
      そもそも直葬とはどんな葬儀?
    直葬とはお通夜や葬儀・告別式のないご葬儀で、火葬式とも呼ばれます。
    一般的なご葬儀の場合、お通夜、葬儀・告別式を行ないますが、直葬の場合はお通夜、葬儀・告別式を行なわず火葬します。 ただし、法律によりご遺体は死亡後24時間以内に火葬できないため、直葬を行なう場合もご遺体の安置が必要です。
      直葬を選び後悔しない?直葬のメリットとデメリット ここからは、直葬のメリットとデメリットをご紹介します。
    「直葬にするかどうか迷っている...」という方は、両方をよく理解したうえで検討しましょう。 <メリット>

    ・ 費用を抑えられる
    通常のご葬儀では、式場の利用料等の基本料金をはじめ、御布施、飲食接待費など、さまざまな費用がかかります。
    直葬の場合はお通夜、葬儀・告別式を行なわない分、このような費用を抑えることができます。
    ご葬儀にかかる費用を抑えたい方にとっては、大きなメリットでしょう。 ・ ご遺族の負担を抑えられる
    通常のご葬儀では、お通夜、葬儀・告別式を行ないますが、直葬の場合はご遺体の安置後、納棺→出棺→火葬の流れで行ないます。
    また、直葬はごく身近な方のみで行なうため、ご寺院や参列者への応対といった心身のご負担も軽減できます。
    儀式の細かなマナーや進行などを気にしなくて良い点もメリットでしょう。 <デメリット>

    ・ ご親族の理解を得にくい場合がある
    直葬はご葬儀の形態として多いわけではないため、どのようなものかをご存じでないご親族も多いでしょう。
    家のしきたりや古くからの慣習を重んじる方には、理解されにくいかもしれません。 ・ 参列を希望される方から不満が出る場合がある
    故人様の交友関係は、なかなか把握しきれないものです。
    直葬は基本的にご家族やご親族のみで行なうため、ご葬儀に参列できないことに対して、残念な思いをされる方がいらっしゃるかもしれません。
    そのような場合、後日改めて自宅へ弔問いただくなど、その都度対応が必要です。 ・ 菩提寺・檀那寺へ納骨できない可能性がある
    お付き合いをされている菩提寺・檀那寺がある場合は、事前に直葬を行なうことを伝えていないと、ご葬儀を省いたことで納骨を断られることもあります。
    菩提寺・檀那寺へ直葬について事前にお伝えして、相談しましょう。 ・ ご遺族自身が後悔することもある
    故人様とのお別れは一度きりです。
    直葬は宗教儀礼を執り行なわないため、後になって、もっと手厚いご葬儀をすればよかったと思われるかもしれません。
    実際、予想以上にお別れの時間が足りなかったと感じられる方もいらっしゃるようです。
    お亡くなりになったその時は、落ち着いて考えることが難しいこともあります。
    故人様のお顔を見て、ゆっくりとお別れできるよう、事前に身近な方々とよく相談されておくと良いでしょう。
      直葬の流れ 直葬の流れは以下のようになります。
    ご臨終
    医師による死亡宣告を経て死亡診断書が作成されます。
    病院以外の場所での死因がはっきりしない突然死などの場合は、警察による検視が行なわれることもあり、その場合は死亡診断書ではなく死体検案書が作成されます。
    ↓
    葬儀社(移送先)の手配・ご安置
    まず葬儀社に連絡して、故人様を搬送する寝台車の手配をします。
    いざという時に慌てないためにも、事前に葬儀社を決めておくと良いでしょう。
    法律により死亡後24時間は火葬できないため、安置場所(会館またはご自宅など)へ移動します。
    葬儀社との打ち合わせやなども、このタイミングで行なうことが多いです。
    ↓
    納ノ儀(納棺)
    納ノ儀(納棺)とは、故人様の身なりを整えて、棺にお納めする儀式です。
    ↓
    出棺~お骨あげ
    火葬場の予約時間にあわせて出棺となります。
    ご遺族も火葬場へ向かいます。
    火葬にかかる時間は、約2時間30分です。
    ※ご寺院へ依頼されている場合は、ここで読経が行なわれることもあります。
    ↓
    骨あげ
    火葬後、遺骨を骨壷に納めます。
    喪主から始め、血縁の深い方より順に足元から拾い、最後は喪主が喉仏を納めて終了です。
    直葬と聞くと、「病院で亡くなられた後すぐに火葬場へ直行するのかな?」と思われている方がいらっしゃるかもしれません。
    ですが、先にご説明したように、直葬といってもご遺体の安置が必要です。
    ご遺体が蘇生する可能性もあるため、死亡後24時間が経過するまでは火葬してはならないと法律で定められています。 ※感染症による死亡の場合、妊娠7ヶ月に満たない死産の場合は、例外として死亡後24時間以内に火葬されることがあります。
      直葬を行なう場合のマナーや注意点 続いては、直葬を行なう場合のマナーをご紹介します。
    服装や御香典など、気になるポイントを確認しておきましょう。
      直葬の場合も服装は喪服が無難
    直葬においても、服装のマナーは通常のご葬儀と同様です。
    ただし、ごく身近な近親者だけで行なうことが多いご葬儀であるため、通常のご葬儀ほど厳しくありません。 男性はブラックのフォーマルスーツ、女性もブラックのフォーマルスーツ(ワンピース、アンサンブル)の準喪服を着用します。
    準喪服をお持ちでなければ、略式喪服(黒を基調としたスーツ、ワンピースまたはアンサンブル)でも良いでしょう。 ご葬儀の身だしなみについては###sougi_midashinami###で解説しております。
    直葬でも御香典を用意しておいた方が良い
    直葬はご家族やご親族のみで行なわれることが多いため、御香典のやり取りを省略することがあります。
    しかし、一般的なご葬儀と同じく、ご遺族が辞退していなければ御香典を用意しておいた方が良いでしょう。
    また御香典をいただいた場合は、後日香典返しをしましょう。 御香典については###kouden_manner###で解説しております。
     
    直葬の費用相場はどれくらい?
    直葬の費用は、葬儀社によって異なります。
    極端に費用が安い場合は、必要なものが含まれていないこともあるので、事前に確認しておきましょう。 平安祭典では、お通夜、葬儀・告別式を行なわないシンプルプラン(187,000円)をご用意しております。
    直葬をご希望の方は『シンプルプランのご紹介ページ』から詳細をご確認ください。
     
    戒名や納骨はどうなる?直葬後の流れについて
    直葬にはメリットもあるものの、お骨あげ以降の流れで、判断に迷う点もあります。
    直葬を行なう場合、宗教儀礼を執り行なうことはあまり多くないため、戒名がないことがほとんどでしょう。
    ご寺院への納骨をお考えの場合、基本的に戒名が必要ですし、ご遺骨をどうするかは考えておきたい点です。
      戒名をつけてもらいたい場合は事前に相談を
    菩提寺がある場合は、戒名について事前に相談しておきましょう。
    直葬を選択してお墓に納骨する際、石碑に先祖の戒名があるにもかかわらず、故人様だけ俗名になると、後々後悔されるご遺族がいらっしゃいます。
    結局、改めてご寺院に読経してもらったり、戒名をいただいたりすることもあるようです。
    また、ご寺院なしの直葬に反対するご親族とトラブルになるケースもあります。 戒名については###kaimyou_toha###で解説しております。
    納骨以外に散骨や手元供養などの方法も
    直葬は、ご葬儀という宗教儀礼を省くため、ご寺院に納骨を断られる可能性があります。
    そのため、ご寺院への事前相談が必須です。 納骨以外の供養方法として以下の3つがありますが、あくまでもご寺院へ相談して納骨してもらうことが基本だとお考えください。
    ① 手元供養
    ② 海洋散骨
    ③ 樹木葬
    上記の供養方法について、平安祭典では海に散骨をする「海里送(かいりそう)」のプランをご用意しています。
    海里送では、ご遺族自らが散骨を行なうほか、ご遺骨をお預かりして散骨を代行することも可能です。 また手元供養として、リビングなどに飾っておける小さな骨壷のセットや、いつも故人様を感じられるペンダントタイプもご用意しております。
    手元供養については###temotokuyou_toha###で詳しく解説しております。
     
    まとめ
    当記事では直葬のメリット・デメリットをはじめ、流れやマナーなどもご紹介しました。
    大切な方とのお別れに悔いを残すことのないよう、参考としていただけますと幸いです。 どのようなご葬儀の形とするのか、方法はたくさんありますので、お困りごとがあればぜひ平安祭典(0120-00-3242)までお問い合わせください。

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  • 自由葬(無宗教葬儀)とはどんな葬儀?メリット・デメリットについて

    葬儀


    公開日:2022年8月22日
    近年、「自由葬」(無宗教葬儀とも呼ばれます)という言葉をよく耳にするようになりました。
    ご葬儀の形態が多様化する流れの中、ご自身やご家族のご葬儀として自由葬を検討される方も増えているようです。 そこで本記事では、自由葬の考え方と知っておきたいメリット・デメリットについて解説します。
     
    [@目次@]
     
    自由葬(無宗教葬儀)とはどんなもの? まず、自由葬とはどのようなご葬儀なのかをご説明します。
    自由葬の具体的な内容や流れの一例もご紹介しますので、参考としてお読みください。
      特定の儀礼方式や作法のない自由なスタイルの葬儀
    一般的に自由葬とは、特定の宗教によらない葬送儀礼を指します。
    ご寺院、斎主様、神父様・牧師様といった聖職者による読経や説教を行なわず、自由なスタイルで故人様とのお別れをするご葬儀です。 平安祭典では、宗教的な観点からだけでなく、お客様の多様性を叶える葬儀形態という意味も含め、「自由葬」と呼んでいます。
    自由葬は神や仏を否定したり、宗教的な儀礼を排除するものではありません。
    たとえば、読経はないが焼香はするなど、ご寺院は呼ばずに仏式のスタイルを基本として執り行なわれることが最も多く見られます。 従来、日本におけるご葬儀のほとんどが仏教をはじめとする何らかの宗教儀礼により執り行なわれてきました。
    しかし、ご葬儀に対する価値観の変化もあり、最近では伝統的なご葬儀の慣習にとらわれない新しいご葬儀の形も受け入れられつつあります。
      自由葬(無宗教葬儀)の流れ
    それでは実際の自由葬の流れをご紹介します。
    以下はあくまで一例であり、内容や進行は故人様やご遺族が自由に決められますが、自由葬で最も多いのは、以下のような内容および進行です。
    ご寺院を呼ばないので読経はありませんが、仏式のスタイルを基本としています。 ・ 開式
    ・ 合掌
    ・ 喪主挨拶
    ・ 喪主焼香
    ・ 親族焼香
    ・ 一般焼香
    ・ お別れ 楽器演奏、スライドショー、お孫様からのお別れの言葉(弔辞)などを盛り込む場合もあります。
    また、式場もホテルなど明るい雰囲気の場所を選ぶ方もいらっしゃいます。 自由葬に関して「こんな内容にしたい」「こんなスタイルで送りたい」というご希望がある場合は、ぜひ葬儀社のスタッフにご相談ください。
      自由葬(無宗教葬儀)のメリット・デメリット
    新しいスタイルのご葬儀として認知されつつある自由葬には、メリットだけでなくデメリットもあります。
    自由葬に興味がある方はどちらも把握したうえで、よく検討いただくと良いでしょう。 <メリット>

    ・ ご葬儀の内容を自由に決められる
    形式にとらわれず、故人様やご遺族の希望どおりのご葬儀が行なえます。
    ご遺族にとって納得感のあるご葬儀になるでしょう。 ・ より深く故人様を偲ぶ葬儀になりやすい
    演出や装飾も故人様の個性や好みを反映できるため、故人様をより深く偲ぶご葬儀ができるでしょう。 ・ 自分らしい価値観を大切にできる
    宗教的儀礼に意義を感じない方にとっては、より自分の価値観にあった有意義なご葬儀を実現できます。 ・ ご寺院などへのお礼が不要である
    聖職者を呼ばないためお礼は必要ありません。
    <デメリット>
    ・ ご家族やご親族の理解が得にくい
    宗教儀礼のない自由葬にご家族やご親族が抵抗感を持ち、異議や不満が出る場合もあります。
    周囲の理解と協力を得るためには、日ごろから自由葬に対する考えを伝えて話し合うなど、準備や調整を行なっておくと良いでしょう。 ・ 参列者が服装やマナーについて戸惑う
    ご葬儀といえば仏式がスタンダードなため、自由葬は初めてや不慣れという方が多いでしょう。
    参列される方が戸惑わないよう、ご葬儀の案内の際には御香典・服装・式の内容などをできるだけ詳しく伝え、当日も何かと気配りをすることが大切です。 ・ 菩提寺・檀那寺との関係に支障が出ることがある
    菩提寺・檀那寺があり、その境内のお墓への納骨を考えている場合は注意が必要です。
    必ず事前に菩提寺・檀那寺に意向を伝え、ご相談ください。 ・ 思ったより費用がかかる場合がある
    「楽器の奏者を呼ぶ」「スライド作成を依頼する」「特別な装飾をする」といった演出をすると、最終的に通常のご葬儀と変わらない費用がかかることもあります。
    自由葬なら費用を抑えられるとは限らず、内容によって費用はさまざまです。
      自由葬(無宗教葬儀)参列時のマナーについて ここからは、自由葬に参列する際のマナーについてご説明します。
    基本的なマナーは一般葬と同じだと考えて問題ありませんが、ご遺族から案内や指定があれば、それに従いましょう。
      一般葬と同じく香典は必要
    自由葬の場合も一般葬と同様に御香典を持参することが一般的です。
    御香典の金額も一般葬と同じように考えてください。 詳しくは###kouden_manner###でご確認いただけます。
    不祝儀袋について、特定の宗教を想像されてしまう絵柄などは避け、無地のものを使用するとよいでしょう。
      服装は喪服が望ましい
    自由葬に参列する時の服装は、一般葬と同様に喪服が基本です。
    男性は黒を基調としたスーツに黒のネクタイ・靴下・ベルト・靴を、女性は黒を基調としたワンピースやアンサンブルなどに、黒のストッキング・靴・バッグをあわせます。 詳しくは###sougi_midashinami###をご覧ください。
     
    自由葬(無宗教葬儀)後の供養について
    自由葬を行なった後のご遺骨の供養は、以下の選択肢から故人様やご遺族のご意向に応じて選択できます。
    ・ 永代供養
    寺院や霊園がご遺族に代わってご遺骨の管理をしてくれます。
    宗旨・宗派を問わず受け入れてもらえ、「お墓を建てなくても良い」「ご家族が管理をする必要がない」というメリットがあります。 ・ 海洋散骨
    ご遺骨を粉末化して海に撒きます。
    「自然に還る埋葬方法である」「宗教にとらわれない」「維持費などがかからない」などの点から近年、希望者が増えています。
    海洋散骨については###sankotu_toha###で詳しく解説しています。 ・ 宗旨を問わない墓地
    全国には宗旨を問わない墓苑や霊園もたくさんあります。
    自由葬後のご遺骨も問題なく納骨できます。 ・ 公営墓地
    公営墓地への埋葬は宗教や宗派を問わないので、自由葬でも問題なく納骨できます。
    費用が抑えられるという点もメリットです。
    設備内容などは場所によりさまざまなので、よく比較検討してみると良いでしょう。
     ※菩提寺・檀那寺への納骨を希望される場合は、必ず事前にご寺院へご相談ください。
      まとめ
    「故人様らしさ」と「ご遺族の想い」を反映できる自由葬は、心に残るご葬儀になりやすいという良さがあります。
    その反面、ご親族の理解が得られなかったり、参列者が戸惑う場合もあるので、事前の調整や配慮が大切です。
    特に菩提寺・檀那寺がある場合は、納骨などに際して問題が起きないよう前もってご寺院に相談しましょう。 平安祭典では自由葬を含め、様々なスタイルのご葬儀に対応しております。
    平安祭典でのご葬儀の一例は「ご葬儀の種類・費用」にございますので、ご参考になさってください。 神戸・阪神間で、ご葬儀・ご供養に関するお困りごとがございましたら、平安祭典(0120-00-3242)にご相談ください。

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  • 祭壇とは?種類・値段・選び方を葬儀社スタッフが教えます

    葬儀


    公開日:2022年7月11日
    お通夜、葬儀・告別式のさまざまな準備を行なう中で、「祭壇(さいだん)をどう選べば良いのだろう?」と悩まれるご遺族は多いようです。
    そこで今回は、祭壇の意味・種類・値段・選び方について解説します。 当記事が祭壇をお選びになる際のお役に立てれば幸いです。

      [@目次@]
     
    祭壇とは故人様を供養するための壇のこと
    祭壇とは故人様を供養するために設ける壇のことで、葬儀壇(そうぎだん)とも呼びます。
    式場の正面に設置し、遺影写真・供物・葬具などを飾ります。
    祭壇はお通夜、葬儀・告別式の中心的な場所として、とても大切なものです。 古来は柩の前に小さな机を置いて白布で覆い、位牌や供物を並べていました。
    時を経てしだいに机は大きくなり、壇も増えていきました。
    また、昔葬儀の時に輿(こし)に柩を納めて担ぎ葬列を組んで埋葬のために墓地へと向かう儀式「野辺送り(のべおくり)」で使用されていた松明(たいまつ)や龍頭(たつがしら)などが形を変えて現在の白木祭壇の輿になったといわれています。 昭和初期に自動車の普及に伴い、霊柩車が日本に導入され、野辺送りがなくなり始めました。この頃に、柩を運ぶための輿を模したものを上部へのせた霊柩車が「宮型霊柩車」です。
    霊柩車については###reikyusha_toha###で詳しくご紹介しています。 戦後には「立派な祭壇を用意することこそが手厚い弔いである」という考えが生まれ、祭壇の大型化が進みます。
    しかし現在、祭壇は故人様を顕彰(けんしょう)するもの、つまり故人様そのものを表すものと捉えられるようになりました。
    故人様の愛用品などを祭壇に飾る例が増えたり、故人様の好みや人柄に合わせた生花祭壇が流行するなど、多様化が進んでいます。
      祭壇の違いについて 一口に祭壇といっても、さまざまな種類があり、デザインも多様です。
    ここでは代表的なものをご紹介します。 白木祭壇
    日本の仏式の葬儀において最も一般的な祭壇で、一部の宗派を除いて広く用いられています。
    その名のとおり白木で組まれており、白木の温もりの中に厳粛な美しさが感じられる祭壇です。
    白木祭壇に飾るものや配置は宗旨・宗派によって異なりますが、一般的には、遺影写真を飾り、生花・線香・抹香・ロウソク・果物・干菓子・缶詰などを供えます。
    近年は故人様の愛用品や好きだった食べ物をお供えする例も増えているようです。
    また、大日如来や釈迦牟尼仏などの宗派に基づいたご本尊を祀ります。
    祭壇の前には柩を安置し、その手前にご寺院が読経をするための経机を設置します。 神式祭壇
    神式の葬儀に用いられる祭壇で、白木のものが一般的です。
    三種の神器(さんしゅのじんぎ)である「八咫鏡(やたのかがみ)」、「天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)」、「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」を必ず飾ります。
    鏡は上段の中央に置き、刀と勾玉は祭壇の両側に、五色旗に吊るします。
    また、祭壇の前面にお供えとして神饌物(しんせんもの)(米・塩・海の物・川の物・山の物)や季節のものを並べるのも特徴です。
    遺影写真は鏡より一段下、右側に置くのが一般的とされています。 キリスト教式祭壇
    キリスト教の葬儀は教会で行なうことも多く、シンプルな飾り付けをすることが一般的です。
    柩は祭壇の手前に安置し、その奥に遺影写真を置いて周囲を白い生花で飾ります。
    教会によって祭壇の決まりが異なりますので、カトリックの場合は神父様、プロテスタントの場合は牧師様に確認すると安心でしょう。 生花祭壇
    生花のみで作る祭壇です。
    使用する花の種類や色は、故人様が好きだったものや故人様のイメージなどにあわせて選べます。
    デザインも自由度が高く、故人様の趣味や愛用品などをモチーフに祭壇をデザインすることも可能です。
    生花祭壇は、美しい花で故人様らしさを豊かに表現できるとあって、近年とても人気があります。 オリジナル祭壇(ブロック祭壇)
    平安祭典のオリジナル祭壇はブロック状の壇を重ねています。
    直線的なデザインがスタイリッシュで、現代的な雰囲気が感じられる祭壇です。
    生花祭壇やオリジナル祭壇は宗旨・宗派を問わず選べ、故人様の好みや人柄に合わせて個性ある祭壇を演出できる点が特長です。
      祭壇のお値段はどれくらい?
    平安祭典では祭壇のみの料金設定をしておらず、各種プランの中に祭壇が含まれております。
    他の葬儀社においても同様の場合が多いようです。
    まず葬儀のプランを決め、そのプランに含まれる各種祭壇からご希望のものを選ぶケースが一般的といえるでしょう。 ご参考として、平安祭典の一部のプラン内容と価格をご紹介します。
    ・ 36万円(ニ)コース…39万6千円(税込)
    白木祭壇、神式祭壇、キリスト教式祭壇、生花祭壇、オリジナル祭壇からお選びいただけます。 ・ 48万円(ヌ)コース…52万8千円(税込)
    白木祭壇、神式祭壇、キリスト教式祭壇、生花祭壇、オリジナル祭壇からお選びいただけます。 プランの詳細は当社ホームページ【平安会員について】をご覧ください。
    平安祭典では、白木祭壇やオリジナル祭壇にアレンジ花(有料)を追加することも可能です。
    「より華やかな祭壇にしたい」といったご要望にもお応えしています。
      家族葬でも祭壇は必要?
    近年、ご親族のみの少人数で行なう家族葬の増加に伴い、「家族葬の場合でも祭壇は用意するべきなのか?」という疑問を持つ方がいらっしゃるようです。
    平安祭典では、葬儀の規模に関わらず祭壇は必要だと考えております。
    というのも、祭壇は故人様を表すものであり、故人様のご供養としての大きな意味をもつからです。 ご寺院を呼ばずに行なう自由葬・無宗葬においても、ほとんどの場合、祭壇が設けられています。
    家族葬については###kazokusou_toha###で詳しくご紹介しています。
      祭壇選びで大切にしたいポイント
    祭壇をお選びになる際、家の宗旨を重視される場合は、宗旨に応じた祭壇をお選びいただくと良いでしょう。
    また、宗旨にこだわらず故人様のご希望や人生の物語性を大切にされたい場合は、生花祭壇やオリジナル祭壇をお選びいただくとご要望を叶えやすいでしょう。 祭壇選びで大切なポイントは、故人様らしさを重視すること、ご遺族にとっても後悔のないようしっかりとご検討いただくことです。
    平安祭典では、伝統的で上品な白木祭壇、供花が映える白くスタイリッシュなオリジナル祭壇、故人様のイメージを再現できる生花祭壇など、それぞれに特長のある各種祭壇をご用意しております。 どのような祭壇にしたいかというご希望とご予算などを考えあわせ、プランおよび祭壇をお選びいただけます。
      まとめ
    今回は、お通夜、葬儀・告別式の中心的な場所となる祭壇について解説しました。
    大切な祭壇を選ぶにあたり、当記事が少しでもお役に立てれば幸いです。 祭壇に関するご相談、葬儀全般についてのお問い合わせ等ございましたら、平安祭典(0120-00-3242)まで気兼ねなくご連絡ください。

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  • 供花とは?贈り方・お返しの仕方とは?

    葬儀


    更新日:2023年6月11日 公開日:2022年7月4日
    供花は式場をやさしく厳かな空気で包み、ご遺族の気持ちに寄り添ってくれます。
    しかし、いざ贈るとなると、どこへ、どのように手配すれば良いのか迷ってしまうことも多いでしょう。 そこで当記事では、「供花」について詳しく解説しています。
    贈る意味や手配の方法、供花をいただいた場合のお礼について、参考にしていただけますと幸いです。  
    [@目次@]
     
    供花とは?供花を贈る意味とは?
    供花の読み方は一般的に「きょうか」で、故人様に弔意を表すために贈る花を指します。
    親交のあった方から故人様への最後の贈り物であり、ご遺族の悲しみが癒えることを願い贈られるものでもあります。 スタンドに生花を活けた供花、籠に生花を入れた供花などがあり、いずれも贈り主がわかるよう名札が付けられます。
    供花の数え方は、1つの供花なら一基(いっき)、2つが対の供花なら一対(いっつい)です。
    以前は「供花は一対で贈るもの」という考え方が一般的でしたが、近年は供花の贈り方に関する考え方に変化が見られ、一基で贈る方も多くいらっしゃいます。 ただし、ご親族一同など複数名で贈られる場合は、一対で贈ることが多く、一基より一対の方が飾った際にバランスが取れます。
    供花の贈り方については、故人様との関係性や地域の習慣、ご予算などで判断されると良いでしょう。  
    供花はどんな間柄の人が贈るもの?
    供花を贈る間柄に、決まりはありません。
    次のように故人様の近親者や、深いお付き合いのあった方が贈る場合が多いです。 ・ 親族
    ・ 友人
    ・ 故人様と仕事上でつながりのあった方
    ・ 喪主やご遺族と仕事上でつながりのあった方
    ・ 遠方や仕事の都合などでご葬儀に参列できない方
    ・ 御香典を辞退されたため、代わりに弔意を形にしたい方  
    知っておきたい供花を贈る際の注意点
    供花を贈るにあたって、次の点に注意が必要です。
    ・ 供花の金額や数量などの指定
    ご遺族の意向や会館のスペースの問題から、供花の金額、数量などが指定されていることがあります。
    指定以外の供花だと受け取りを辞退されることがあるため、十分に注意しましょう。 ・ 生花店で注文した供花の扱い
    葬儀社ではなく生花店で注文した供花は、会館に持ち込めない葬儀社もあります。 ・ 供花の数え方
    先にご説明したように、供花は一基や一対という数え方をします。
    数え方を間違えて贈ると、贈りたい数より多かったり少なかったりなどのトラブルになることがあるためご注意ください。 供花の手配で不安な点がございましたら、ご葬儀を執り行なう葬儀社へ確認すると良いでしょう。
      供花の種類や宗旨・宗派による違い
    供花にはいくつか種類があります。
    宗旨・宗派による違いもあるため、事前に確認しておきましょう。 【供花の種類】
    ・ スタンド花(一基10,000円~30,000円ほど)
    長い脚のついたスタンドに生花を挿したものです。
    スタンドの脚のデザインなどが異なるものもあります。
    また、価格や季節によって使用する花材は異なります。
    ※平安祭典では、12,000円からの取り扱いとなります。                                            
    ・ 籠花(一ヶ5,000円~30,000円ほど)
    籠に生花を活けたものです。
    価格や季節によって、使用する花材が異なります。                               
    ・ 花輪(一基10,000円~30,000円ほど)          
    お店の開店祝いなどでよく見かける花輪の弔事版です。
    式場の外や入口付近に飾られますが、近年は一部の地域を除いて用いられることが少なくなっています。
    ※平安祭典では、取り扱いはございません。
    【宗旨・宗派による違い】
    ・ 仏式・神式
    菊・百合・カーネーション・胡蝶蘭などの花がよく使われます。
    避けた方が良いのは、とげのあるバラや、毒のあるアジサイ、香りの強い花、ツル性の植物などです。
    色は白をベースとすることが多く、華美にならないようにします。
    また、宗派によっては色花ではなく、樒(しきみ)が使われることもあります。 ・ キリスト教式
    キリスト教式では、菊はあまり使われず、白い百合やカーネーションを使用することが多いです。
    キリスト教式のご葬儀では、一輪ずつ故人様に花を供える「献花」という儀式がありますが、献花は仏式での焼香にあたるもので、供花とはまったくの別物です。 献花について詳しくは###tamagushi_kenka###をご覧ください。

    供花を贈るタイミング
    供花の手配は、訃報の連絡を受けたら速やかに進めましょう。
    お通夜の前日中には注文し、開式の数時間前までには届くよう手配します。
    葬儀社が供花の注文受付の締め切り時間を設けていることが多いため、供花の手配についてはご葬儀を執り行なう葬儀社へ確認すると良いでしょう。 なお、お通夜に間に合わない場合は、葬儀・告別式に間に合うよう手配します。
    葬儀・告別式に手配できなかった場合は、ご遺族のご自宅へ、後飾り祭壇に供える花としてお贈りしても良いでしょう。
    その際は、初七日~忌明け法要(四十九日法要)までを目安として贈ります。 後飾り祭壇、初七日、忌明け法要について詳しくは、ぜひ以下の記事もご覧ください。
    ###atokazarisaidan_toha###
    ###shonanoka_houyou###
    ###kiake_shijyukunichi###  
    名札(ご芳名)の表記
    供花には、贈り主がわかるよう名札が付けられます。
    名札は縦書きでフルネームを記載することが一般的です。 連名の場合、人数が多すぎると文字が小さくなるため、4名ほどまでにすると良いでしょう。
    その場合は右から、肩書きまたは年齢の高い順に記載します。
    友人関係のように上下関係がない場合は、五十音順や順不同でも構いません。
    人数が多いならば、「〇〇一同」「〇〇有志一同」などと記します。 夫婦の場合は、苗字1つに名前だけを連名にすると良いでしょう。
     
    【名札(ご芳名)の記載例】
    ・ 親族
    〇〇家一同、〇〇家 兄弟一同、〇〇家 孫一同 など

    ・ 友人知人
    〇〇学校 同窓生一同、〇〇学校 〇〇部OB一同、友人一同 など


    ・ 会社関係者
    〇〇株式会社 代表取締役〇〇〇〇、株式会社〇〇 〇〇部 有志一同 など
    ※正式な会社名もしくは、会社名と代表者の役職、氏名を書くことが一般的です。
    長すぎて入りきらない場合のみ、株式会社を省略し、(株)とします。
      供花は葬儀社か生花店へ手配する
    供花は生花店でも手配可能ですが、葬儀社での手配をおすすめします。
    というのも、供花の内容が細かく指定されている場合があるからです。
    ご遺族の意向で供花の種類や数が決められていたり、会館のスペースの都合で数に制限があったり、供花の受け取りそのものを辞退されていることもあります。 葬儀を執り行なう葬儀社は、そういった事情もきちんと把握していますので、適切な案内ができるでしょう。
    また、どうすべきか迷ったときにも相談が可能です。 参考までに平安祭典での手配の流れをご紹介いたしますので、ご確認ください。
     
    ・ 電話・FAXからの注文

    電話で、平安祭典へ問い合わせをする
    ↓
    平安祭典から注文用紙をFAXで受け取る
    ↓
    注文内容を記入し、FAXを返送する
    ↓
    平安祭典から注文内容・名札の確認連絡が入る
    ↓
    注文完了
     
    ・ ホームページからの注文

    平安祭典ホームページ供花・供物のご注文フォームへアクセスする
    ↓
    必要な項目を入力し、注文する
    ↓
    平安祭典から注文内容・名札の確認メールが届く
    ↓
    注文完了
    また平安祭典では、「つなぐシステム」というサービスをご用意しています。
    喪主がメールやLINEなどのSNSで、専用のURLをご親族や故人様と親しかった方々に送ると、受け取ったURLをクリックするだけで、お通夜や葬儀・告別式の時間、場所などの確認が可能です。
    そのページから、供花・供物などを贈ることもできますので、ぜひご利用ください。
      供花のお礼に関するマナーについて
    供花のお返しの品を贈る場合は、相場は香典返しと同様で、いただいた金額の3分の1から半返しが一般的です。
    御香典と供花の両方をいただいた場合は、合算の金額でお返ししても良いでしょう。
    あくまで気持ちをお返しするために贈るものなので、あまり金額にとらわれないようご注意ください。
    お返しの内容としては、品物に挨拶状を添えたものが多く、お茶やお菓子などの食品、タオルやハンカチなど普段使いできる品物など選びます。 表書きの文言は「志」「御供花御礼」などです。
    水引は、関西地方であれば、黄白の結び切りを使用することが多いでしょう。
      まとめ
    当記事では、供花の意味や贈り方、供花をいただいた際のお礼のマナーをご紹介しました。
    弔意をお花でお伝えしたいと思われたら、まずは葬儀社へご連絡されると良いでしょう。 平安祭典でも、日々ご相談を承っております。
    ご不明な点は気兼ねなく(0120-00-3242)までお問い合わせください。

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  • 霊柩車とは?寝台車との違い・車種・手配の方法を解説

    葬儀


    公開日:2022年6月27日
    霊柩車は、ご遺体を乗せて運ぶ車ということをご存知の方は多いでしょう。
    とはいえ、霊柩車にはどんな種類があるのかなど、よく分からないことも多くありませんか? 当記事では、霊柩車の種類、霊柩車と寝台車の違い、霊柩車の利用料金や手配の方法など、霊柩車について気になる点を分かりやすく解説いたします。
     
    [@目次@]
      霊柩車とはどんな車?
    霊柩車とは、ご葬儀を執り行なう会館から火葬場まで、故人様をお運びするための車です。
    かつて土葬が一般的だった時代は、人の手でご遺体を運んでいました。
    ご遺体を柩(座棺)に納めて担いでいましたが、やがて大八車(だいはちぐるま)のような台車で運ぶようになり、大正時代には宗教的装飾が施された霊柩車が登場したようです。 霊柩車と一般車を比べると荷室部分に大きな違いがあり、霊柩車の荷室部分は柩専用の仕様になっています。
    レールやローラーで柩がスムーズに出し入れでき、走行中に柩が動かないよう固定できる点が特徴です。
    それではここから、霊柩車の種類や運転に必要な免許証の種類について見ていきましょう。
    火葬については###kasou_toha###や###kasou_fukusou###の記事で詳しくご紹介しております。
    車種は中型~大型・タイプは大きく分けて4種類 霊柩車の車種には、セダンやバンなどの中型〜大型車が多く使われています。
    種類を大きく分けると、宮型(輿型)、洋型(リムジン型)、バス型、バン型の4種あり、それぞれ以下のような特徴を持ちます。 ・ 宮型(輿型)
    宮型とは、日本建築独特の唐破風(からはふ)や豪華な彫り物、金箔などが施された車両です。
    かつては柩を神輿のようにかついで運んでいたという、歴史の名残を感じる形状が大きな特徴と言えるでしょう。 ・ 洋型(リムジン型)     
    洋型とは、大型外車や国産高級車をベースに使った霊柩車で、外観はシンプルで高級感があります。
    外装にレザーなどを使い、装飾されていることが多いです。
    以前は宮型の霊柩車が主流でしたが、近年は洋型が主流になっています。 ・ バス型
    バス型は、マイクロバスのような霊柩車を思い浮かべていただくと分かりやすいでしょう。
    後部に柩を納める空間があるほか、喪主や参列者が一緒に移動できる点が特徴です。 ・ バン型           
    バン型は、バンやワゴンをベースにした霊柩車で、多くは黒や白の車両です。
    外観は一般車のままなので、一見しただけでは霊柩車とは分からず目立ちません。
    簡素な外観で寝台車として使われることもあります。
    ちなみに4種類ある霊柩車のうち、「宮型霊柩車」の数は以下のような理由で年々減少しています。
    ・ 近隣住民への配慮
    遠くからでも目立ち、すぐに霊柩車と分かる見た目は死を連想させることから、敬遠されがちです。
    そのため、一目で霊柩車と分かる車両が使用できない自治体(兵庫県加古川市など)もあります。 ・ 制作・購入・維持のコスト
    ひとつひとつが専門の職人による手作業で作られているため、宮型霊柩車の価格は通常の霊柩車の2〜3倍と言われます。
    細かな細工が施されているため、メンテナンスに専門技術が必要で、車両の維持も容易ではありません。 ・ 宗旨による違い
    仏式・神式には使用できますが、その他の宗旨にはそぐいません。 ・ 車両の安全基準厳格化
    車両の安全基準が厳格化されたことで、突起が多い宮型は安全基準を満たしにくくなりました。 ・ 洋型霊柩車の流行
    昭和天皇崩御の際に洋型が使用され、洋型の霊柩車を希望される方が増えました。  
    緑色の8ナンバーで普通自動車第一種運転免許が必要
    霊柩車のナンバープレートは、緑色の8ナンバー(800番台の特種用途自動車ナンバー)です。
    ご遺体は法律上では貨物という扱いになるため、霊柩運送は「一般貨物自動車運送事業」にあたり、貨物を運ぶ営業車両には緑色のナンバープレートがつきます。
    また、霊柩車はメーカー生産車に特殊部品や装置を付けた架装車両にあたるため、ナンバーは特殊な車両に使用される8ナンバーです。
    一般的な霊柩車は普通自動車第一種運転免許で運転可能ですが、10名以上の参列者を乗せるバス型の霊柩車は旅客運送にあたるため、運転には中型自動車第二種運転免許が必要です。  
    霊柩車と寝台車はどう違う?
    霊柩車と寝台車の違いは、「どこからどこへご遺体を運ぶか」という点です。
    ・ 霊柩車
    ご遺体を安置している場所から火葬場へ運ぶ ・ 寝台車
    故人様がお亡くなりなった場所(病院など)からご遺体を安置する場所(会館など)へ運ぶ お迎えに行く場所(病院など)への配慮から、寝台車の外観は一般車両と変わりありません。
    構造的にも少し違いがあり、霊柩車の荷室は柩用にローラーレールがついています。
    一方の寝台車の荷室は、ストレッチャーの車輪が動きやすいよう平らです。
    また、双方の機能を備えている車両もあります。  
    霊柩車の利用料金・手配の方法について
    続いては、霊柩車の利用料金や手配の方法について解説します。
    利用料金は車種と走行距離で決まる 霊柩車の利用料金は、車種と走行距離によって決められています。
    葬儀社などが霊柩車でご遺体を運ぶには国の許可が必要で、国土交通省に届出を行ない、適正であると認められた料金が適用されます。
    霊柩車の車庫から起算して、ご遺体を運ぶ場所までの走行距離に応じた料金が適用されるため、無償でのご遺体搬送は違法です。 とはいえ、霊柩車の利用料金は、ご葬儀のプラン内に含まれていることが多いです。平安祭典でも、多くのプランに霊柩車が含まれています。
    ご参考までに、平安祭典の霊柩車の利用料金は以下の通りです。 一般:55,000円(税込)
    会員:49,500円(税込)  
    葬儀社を通じた手配が一般的
    霊柩車の手配は、葬儀社を通じて行なわれるのが一般的です。
    近年、洋型霊柩車が主流となったため、霊柩車を所有する葬儀社が増えました。
    葬儀社が霊柩車を保有していればその霊柩車を使用し、保有していなければ葬儀社から専門業者に手配します。
    ご遺族が霊柩車を手配する必要はありませんので、安心して葬儀社へお任せください。  
    霊柩車の前で親指を隠すのはなぜ?
    それでは最後に、霊柩車にまつわる迷信をご紹介します。
    霊柩車にまつわる迷信はいくつありますが、「霊柩車を見たら親指を隠す」という迷信をご存知の方は多いのではないでしょうか。
    親指を隠す理由としては、以下のような言い伝えがあります。 ・ 親の死に目に会えなくなる
    ・ 親が早死にする
    ・ 親族に不幸がある 親指と親をかけて、親に良くないことが起こらないよう、親指を隠す行為につながったのかもしれません。
    また、次のような理由もあります。 ・ 親指の爪の間から霊が入る
    古来より人間の親指には魂の出入口があるといった伝承があり、死者の霊魂が入らないよう、親指を隠し自らを守るというものです。 いずれにしても、死を穢れとする日本の文化をあらわす民間伝承といえます。
    宮型に代表される霊柩車のイメージも、洋型が主流となることで、少しずつ変わってくるかもしれません。  
    まとめ
    当記事では霊柩車について、車種や手配方法から民間伝承までをご紹介しました。
    もし霊柩車に関してご不明な点などがございましたら、平安祭典(0120-00-3242)まで気兼ねなくお問い合わせください。

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  • 納棺とは?儀式の流れ・服装・費用をまとめて解説

    葬儀


    公開日:2022年6月6日
    人が亡くなった際、一般的にはお通夜、葬儀・告別式の前に「納棺」を行ないます。
    とはいえ納棺に立ち会うご経験は、どなたにとってもそうあることではないでしょう。 そこで今回は、納棺の流れや、服装、費用などについて解説します。
       
    納棺とは?納棺を行なう意味は?
    「納棺」とは故人様のご遺体を棺にお納めすることで、平安祭典では「納ノ儀」(おさめのぎ)と呼んでいます。他にも「納棺の儀式」と呼ばれることもあります。
    納棺は通常、お通夜開式の数時間前までに、ご遺体が安置されている会館またはご自宅などで行なわれます。
    近しいご親族の立ち合いのもと、葬儀社のスタッフや納棺師のサポートを受けながら進めることが一般的です。 納棺後は、お通夜、葬儀・告別式から火葬まで、ご遺族は段取りに気を配ったり、参列者の方々の応対など、何かと慌ただしい状態が続きます。
    しみじみと故人様に想いを馳せる時間や心の余裕は、なかなかないでしょう。 だからこそ納棺は、ご遺族と故人様が、ゆっくりと過ごせる最後の貴重な時間となります。
    故人様のお顔を間近で見て、お体に触れ、言葉をかける…。あらためて故人様と向き合うことで、ご逝去の悲しみを実感する瞬間でもあるでしょう。
    心残りのないお別れができれば、気持ちのうえでひとつの区切りとなるはずです。
      納棺には誰が立ち会う?服装は?
    一般的に納棺は、近しい親族のみで行ないます。
    納棺に立ち会う際の服装は、会館、自宅ともに平服でかまいません。
    ただし、ご親戚や参列者がお見えになる可能性があるお通夜開式の約2時間前には、喪服に着替えておくのが良いでしょう。 お通夜、葬儀・告別式の服装については###sougi_midashinami###でも詳しくご紹介しています。
    当記事とあわせて、ぜひご覧ください。 納棺の儀式の流れ・所要時間について
    ここからは、納棺の流れの一例として、平安祭典で行なっている納ノ儀(納棺)についてご紹介します。
    当社スタッフのはじめの言葉の後、合掌、焼香を行ないます
    ↓
    当社スタッフとご遺族(2名ほど)でお布団を持ち上げ、故人様を棺の中にお納めします
    ↓
    当社スタッフがお顔や死装束、お布団を整えます
    ↓
    ご遺族の手でワラジ、笠、杖などの副葬品をお納めします
    ↓
    ご用意いただいた副葬品(故人様ゆかりの品や好きだったものなど)をお納めします
    ↓
    ご遺族の手で掛け布団をかけます
    ↓
    納棺時用の生花(平安祭典では、おくり花と呼んでいます)をご注文いただいた場合は、生花をたむけます
    ↓
    すべての支度が整ったら、全員で合掌します
    ↓
    お柩の蓋を閉じて上から金襴をかけ、さらに修多羅もしくは守り刀を置きます
    ↓
    当社スタッフの結びの言葉で終了です 納棺は、湯灌がある場合は湯灌の後に行なうことが多く、湯灌がない場合はお通夜前のご遺族がご希望されるタイミングで行ないます。
    いずれにしても、お通夜の始まる数時間前までに終えておきます。 所要時間は、納棺が30分ほどで、湯灌は1時間ほどです。
      納棺に関わる儀式 以下は、納棺に関わる儀式のご参考としてご紹介します。
    末期の水(まつごのみず) ご逝去後、故人様の口元を水潤す、仏教における大切な儀式です。
    箸の先に脱脂綿などを巻いて水に浸し、喪主様から順に、故人様の唇を湿らせます。ご自宅や会館に安置後すぐに、ご遺族が行なうのが一般的です。
      湯灌(ゆかん)
    故人様の身体を清める儀式です。
    病院などでもエンゼルケア(死後処置)として清拭が行なわれますが、それとは全く異なります。
    湯灌とは、ご遺体を清潔にするのと同時に、亡くなられた方が、来世に導かれるために現世の穢れや煩悩を洗い清めるという意味と、赤ちゃんが生まれた時、産湯につかるように、新たに来世に生まれ変わるためにという願いを込め、新たな旅立ちの準備をする儀式です。
      死化粧(しにげしょう)
    故人様のお顔がなるべく生前と近い印象になるよう、髪を整えたり、お化粧を施します。
    平安祭典では湯灌の際に、この死化粧を行ないます。
    また、病院によっては、エンゼルケア(死後処置)の中で死化粧を行なうこともあるようです。
    ご遺族の手で行なうことも可能なので、ご希望の方は葬儀社のスタッフへ事前にお伝えいただくと良いでしょう。
      死装束(しにしょうぞく)への着替え
    仏教では浄土への旅の支度として、故人様に死装束を着せるのが一般的です。
    全身白の仏衣などを左前に合わせて着せ、葬具として笠、袈裟、杖、手甲、脚絆、白足袋、草鞋、頭陀袋などを着けます。
    湯灌や納棺の際に行なわれることが一般的です。また、死装束ではなく、故人様の思い入れのある服にされる方もいらっしゃいます。  
    納棺にかかる費用の例
    納棺にかかる費用は、依頼する葬儀社や納棺師によって異なります。
    また、納棺の範囲(湯灌、死化粧、死装束への着替えを含むか)によっても変わります。 ご参考までに、平安祭典の料金は以下のとおりです。
    ・ 納棺(納ノ儀)の料金 
    一般:27,500円(税込)
    会員:22,000円(税込)
      ・ 湯灌の料金
    77,000円(税込) 
      まとめ
    今回は、故人様との大切なお別れの儀式である納棺についてご説明しました。
    納棺の流れや費用は葬儀社によって異なりますので、事前によく内容をご確認のうえ、心残りのないよう納棺を行ないましょう。 納棺およびお通夜、葬儀・告別式についてのご相談は平安祭典(0120-00-3242)までご連絡ください。

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