【ご葬儀で実際にあった失敗②】ご遺骨・御香典を忘れて帰宅!?
公開日:2021年12月27日
皆さまはご葬儀で失敗してしまった経験をお持ちでしょうか。
前回の記事では、実際に起きてしまった失敗として、「服装に関する失敗談」や「持ち物に関する失敗談」、「お通夜、葬儀・告別式の最中の失敗談」をご紹介しました。
今回は、その続きとして、「喪主・ご遺族の失敗談」、「参列者側の失敗談」についてご紹介します。皆さまのご参考になれば幸いです。
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喪主・ご遺族の失敗談
《遺影用の写真を準備していたのに見つからない》
喪主・ご遺族の失敗談でよくあるのが、遺影用の写真に関することです。ご葬儀を執り行なう際、事前に遺影用の写真を準備しておいても、いざという時に見つからないことがあります。
このような事態を避けるためにも、遺影用の写真に関して、ご家族間で情報共有をしたり、エンディングノートに挟んでおくなど、すぐに見つけられるようにしておきましょう。
《遺族代表のご挨拶が上手くできない》
また、遺族代表のご挨拶時に失敗したという話もあります。ご葬儀では、普段は使わない言葉(例えば「ご参列」、「ご厚情」、「ご厚誼(こうぎ)」など)を使うので、読み方を間違えてしまったり、言いづらくて言葉を噛んでしまうことがあります。
原稿を見ながらでも全く問題ありませんので、落ち着いてゆっくりとご挨拶をしてください。例文を参考にした場合には、分からない言葉の読み方を事前に調べておくと良いでしょう。
挨拶に関しては、『【喪主の挨拶】内容や禁句について例文を使って紹介!』の記事で詳しくご紹介しております。
《○○を忘れた》
挨拶の原稿、副葬品を持参するのを忘れてしまったといった話は決して珍しくありません。また、ご葬儀後に、ご遺骨、御香典を忘れて帰宅してしまったというご遺族もいらっしゃいますのでご注意ください!
喪主・ご遺族の中で役割分担をあらかじめ決めておき、リストにしておくと、このような「○○を忘れた」という事態は防げるかもしれません。
参列者側の失敗談
《慌てて式場を間違えてしまった》
規模が大きく複数の式場がある葬儀会館では、ご葬儀が複数同時に執り行なわれることがあるので注意が必要です。
案内看板をきちんと確認し、分からない場合にはスタッフに確認すると良いでしょう。
間違えて御香典を渡してしまい、後で返却してもらうといったこともあるようです。
《弔電の宛名が喪主名でないため届かなかった》
やむを得ずご葬儀に参列できない場合には、喪主宛てに弔電を送ります。
ただし、喪主以外を宛先とすると届かない可能性もあるため、訃報をもらった際にきちんと喪主の名前を確認し、弔電をお送りしましょう。
特にご友人や知人のご家族がお亡くなりになった際には、注意が必要です。
《書留で御香典を送ったが、遺族に届かず返ってきた》
ご葬儀に参列できない場合、御香典を郵送するのは失礼にあたりません。ただし、御香典を葬儀会館に送る場合は注意が必要です。
御香典はご葬儀に間に合うタイミングで送りましょう。ご遺族がお帰りになった後に葬儀会館に御香典が届くと、ご遺族の手に渡らず戻ってきてしまうので、間に合わない場合は、喪主の住所宛に送ってください。
平安祭典の事前相談をご活用ください
今回は、「喪主・ご遺族の失敗談」、「参列者側の失敗談」についてご紹介しました。
冒頭でもお伝えした通り、前回の記事では、ご葬儀の際に実際に起きてしまった失敗談として、「服装に関する失敗談」や「持ち物に関する失敗談」、「お通夜、葬儀・告別式の最中の失敗談」についてご紹介しています。
『【ご葬儀で実際にあった失敗①】香典の中身をいれたかしら?』の記事も合わせてお読みください。
前回の記事でも触れましたが、ご葬儀で大事なことは事前の準備です。
平安祭典の事前相談(0120-00-3242)をご活用いただければ、今回ご紹介したような失敗も防げるかもしれません。
神戸・阪神間にお住まいの方は、気兼ねなく平安祭典の事前相談をご活用ください。