へいあんオフィシャルブログ メモリアル・ノート
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【ご葬儀で実際にあった失敗①】香典の中身をいれたかしら?

葬儀の失敗談、服装

公開日:2021年12月20日

ご葬儀は厳粛な儀式の場です。滞りなく進行させたいものですが、時には失敗だって起きてしまいます。そこで今回から2回に分けて、ご葬儀の際に実際に起きてしまった失敗談をご紹介します。

まずは、「服装に関する失敗談」や「持ち物に関する失敗談」、「通夜、葬儀・告別式の最中の失敗談」からです。

 

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ご葬儀での服装に関する失敗談

ご葬儀に関する失敗の中でよくあるのが、服装に関することです。ご葬儀の際には、ご遺族も参列者も服装には気を遣うのですが、ちょっと恥ずかしいトラブルに見舞われてしまうこともあるようです……。

《体型が変化し、喪服がきつくボタンが飛んでしてしまった》喪服のサイズ

「喪服を久しぶりに着たら体型が変化していて、ボタンが飛んでしまった」というのは、結構ある話です。

喪服を購入する際には、将来的な体型の変化を見越して、アジャスター付きのものを選ぶと良いでしょう。

《靴が劣化で底の部分がボロボロになり、床を汚してしまった》葬儀の際の靴

弊社のスタッフが、黒い塊が延々と落ちていているのを見つけ、何だろうと思い手に取ると、劣化し剥がれ落ちた靴の底だった……というのは、実はよくある話です。

靴は意外と劣化しやすいものです。特に湿気は大敵。冠婚葬祭用の靴はしまいっぱなしにせず、たまに下駄箱から出して陰干ししたり、メンテナンスを心がけてください。

《礼服のファスナーが開いていた》葬儀参列時にズボンのファスナーが開きっぱなし

ご葬儀の式場で、礼服のファスナーが開きっぱなしという方は少なからずいらっしゃいます。

相手が同性であれば伝えてあげ、相手が異性の方で言いにくい場合は、同性の方に伝えてもらったり、周りの方に気づかれないようにメモを渡すなど、そっと伝えてあげましょう。

《靴下に穴が開いていた》

ご葬儀では、靴を脱ぐ機会もあります。靴下の穴、ストッキングに伝線
靴下に穴が開いていないか事前にしっかり確認しておきましょう。

《ストッキングが伝線してしまった》

女性にとって、どうしても避けられないのがストッキングの伝線です。

式場についてからでは、なかなか買いに行くこともできないので、予備のストッキングを用意しておくようにしましょう。

ご葬儀の服装については『ご葬儀での服装をご遺族側・喪主側にわけて解説!身だしなみのマナーもご紹介』で詳しくご説明しています。

 

ご葬儀の持ち物に関する失敗談

《御香典の中身を入れ忘れた》香典入れ忘れ

後で中身を入れようと思って忘れてしまったのかは分かりませんが、ご遺族が気付いても、さすがに言い出しづらいですよね……。事前にしっかり中身を確認しておきましょう。

《数珠の糸が切れて式場で散らばった》数珠の紐が切れる

数珠の糸が切れてしまう方は、意外といらっしゃいます。あまり防ぎようのないことですが、数珠の正しい持ち方を覚えて、できるだけ優しく取り扱いましょう。

宗派によって異なりますが、基本的には左手に掛けて右手を添える、もしくは両手に掛けて親指で軽く押さえて合掌します。また、持ち歩く際には、念珠入れに入れておくことで、傷みを防ぐことができます。

もし数珠が切れてしまっても、不吉なことではなく、悪いものを断ち切ったとされているので、ご安心ください。

《お別れの際に、お花と一緒に数珠も棺に落としてしまった》

数珠は優しく持つと良いのですが、あまり優しく持っていても、このように棺に落としてしまうこともあるので、お気を付けください。

《ご葬儀中に携帯電話の着信音が鳴ってしまった》葬儀中に着信音

ご葬儀の場にふさわしくない軽快な音楽が流れてしまうことも。ご葬儀中には携帯電話の電源を切る、もしくはマナーモードにしておきましょう。

 

通夜、葬儀・告別式の最中の失敗談

《お経を聞いていたら寝てしまった》お寺の読経で居眠り

お経を聞いていたら、知らないうちに寝てしまった……という方もいらっしゃるはず。

眠気を覚ます方法としては、ツボ押しが効果的です。中指の爪の生え際から3mmほど下に「中衝(ちゅうしょう)」というツボがあります。このツボを反対の手の親指で押して刺激してみてください。
他にも、目頭と鼻の付け根の間にあるくぼみ「晴明(せいめい)」が眠気に効くのだとか。

《足がしびれて転んだ》足がしびれる

長時間正座をしていると、足がしびれて立ち上がった時にうっかり転んでしまうので注意しましょう。

足がしびれない座り方のコツは、まず背筋をしっかりと伸ばして、重心が前にかかるように座ることです。そして、両足の親指を重ねます。そうすると、足にかかる圧力が減り、しびれにくくなるのだとか。

《焼香の仕方が分からず、挙動不審になった》焼香の手順がわからない

焼香をする際には、何とも言えない緊張感があります。慣れていないと、思わず頭が真っ白になって、炭をつまんでしまい、火傷しそうになってしまう……。というような挙動不審な振る舞いをしてしまうこともあります。

焼香の仕方を覚えておくと、ご葬儀の際に慌てずに済みます。宗派によって作法も異なりますので、以下のページを参考にしてください。

【葬儀の基礎知識】(平安祭典ホームページ)

《子供がじっとできなかったり、騒いでしまった》葬儀中に子供が騒ぐ

ご葬儀に子供を連れて行くと、子供がじっとできなかったり騒いでしまったりと、ひやひやさせられることがあります。

ご葬儀に子供を連れて行く際には、あらかじめ、なるべく退出しやすい席を選ぶと良いでしょう。

 

ご葬儀で大事なのは事前の準備

平安祭典の事前相談

いかがだったでしょうか。今回はご葬儀の際に実際に起きてしまった失敗談をご紹介しました。
これらの他にも、「親戚用に通夜ぶるまいを用意したのに、遠慮して帰ってしまい、大量に余ってしまった」「想定外の参列者の数で、粗供養品が足りなくなった」といった、ご葬儀の内容に関する失敗談もあります。

いずれにせよ、ご葬儀で大事なことは事前の準備です。

平安祭典の事前相談(0120-00-3242)をご活用いただければ、このような失敗も防げるかもしれません。
神戸・阪神間にお住まいの方は、気兼ねなくご相談ください。

次回は、「喪主・ご遺族の失敗談」、「参列者側の失敗談」についてご紹介します。