へいあんオフィシャルブログ メモリアル・ノート
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【サイズ一覧表付き】喪服のサイズ選びで失敗を避けるには?

喪服女性

公開日:2023年12月4日

喪服を初めて買う時や久しぶりに買い替える時、サイズ選びで悩まれる方は多いようです。
喪服は一度購入したら長く使うものですから、自分に合ったサイズを選びたいですよね。

当記事では、喪服のサイズ選びで失敗しないために知っておきたい知識と選び方のポイントをご紹介します。

 

[@目次@]

 

そもそも喪服とはどういうもの?

喪服とは、ご葬儀やご法要に参列する際に着用する衣服のことです。
「礼服」と混同されがちですが、実は礼服と喪服は意味が異なります。

礼服とは、冠婚葬祭全般のフォーマルな場で身に付ける衣服の総称です。
「葬」(ご葬儀・ご法要)に限らず、結婚式や式典などで着用する衣服も全て含みます。
一方の喪服は「葬」のみで着用できる衣服であり、さまざまな種類がある礼服の中のひとつです。

喪服には、正喪服・準喪服・略式喪服と呼ばれる格式の違いがあります。
故人様から三親等までのご親族は、本来は正喪服を着用するのが望ましいとされていますが、実際には準喪服や略式喪服を着用することが主流です。

【正喪服】

正喪服の女性

男性は和装なら黒紋付き羽織袴、洋装ならモーニング、女性は黒無地着物です。
※一番格式の高い正喪服は、喪主・ご遺族側が着用するもので、参列者は着用しません。
 

【準喪服】

準喪服の女性

男性はブラックフォーマルスーツ、女性はブラックフォーマルスーツ(ワンピース、アンサンブル)です。
 

【略式喪服】

男性は黒を基調としたスーツ、女性は黒を基調としたワンピース、アンサンブルなどです。

喪服について詳しくは『ご葬儀での服装をご遺族側・喪主側にわけて解説!身だしなみのマナーもご紹介』でもご紹介しています。
 

自分でサイズを測る方法

ウエスト測定

喪服を選ぶ際は体型やサイズ表記だけで決めるよりも、実際にご自身でサイズを測って確認すると安心です。
各部位のサイズの測り方を簡単にご説明します。

バスト・ウエスト・ヒップの測り方

バスト・ウエスト・ヒップの測り方は次の通りです。

・ バスト…胸の1番高い位置と水平に周囲を測ります。
・ ウエスト…おへその位置でおなか周りを測ります。
・ ヒップ…横から見て最も高い位置と水平に周囲を測ります。

 

肩幅の測り方測定位置の例

肩の頂点(骨が最も出っ張っている部分)から首の頸椎を経由し、右肩の頂点までを測ります。
 

袖丈の測り方

肩の頂点(骨が最も出っ張っている部分)から肘の側面の基点を経由し、手首の小指側の頂点までを測ります。
 

襟回りの測り方

咽仏の下と首うしろの頸椎の位置を通るようにぐるりと測ります。
 

股下の測り方

両足が床と垂直になるように立ち、股のつけ根から床面までの高さを測ります。
 

男性の喪服サイズ一覧表

男性の場合、喪服選びの際はまずご自身の体型を確認しましょう。
体型ごとのサイズの中からウエスト・身長をもとに選んでください。

体型は一般的に以下のように分類されます。

サイズの目安(男性)

・ Y…細身
・ A…標準
・ AB …がっしり
・ B …ゆったり
・ BB(O)…大きい

それぞれのサイズ表は以下のとおりです。

男性の喪服サイズ一覧表

女性の喪服サイズ一覧表

女性の場合、ご自身のバスト・肩幅・袖丈・着丈・ウエスト・ヒップのサイズをもとに下の表を参考に選んでください。
喪服は一般的な「S」「M」「L」などのサイズではなく、「7号」「9号」「11号」といった「号数」でサイズ表記がされていることが一般的です。

一般的には以下のように対応しますが、メーカーやブランドによってサイズ感はかなり異なる場合があります。
実寸などの詳細がわかるようならよく確認しましょう。

サイズの目安(女性)

それぞれのサイズ表は以下のとおりです。

女性の喪服サイズ一覧表

喪服のサイズ選びで迷った時は     

喪服の試着

喪服は頻繁に買い替えるものではないからこそ、サイズ選びが重要です。
もしサイズ選びで迷ったら、できる限り試着をして実際のサイズ感を確かめることをおすすめします。

しかし、ネットで購入する場合など、どうしても試着が難しい場合はやや大き目のサイズを選ぶと良いでしょう。
ゆとりのあるサイズであれば、たとえ体型が変化しても長く着られます。
ややゆったりと着られる喪服なら「立ち座りがしやすい」「締め付け感がない」「寒い時期は中に着込める」といったメリットもあります。

また、「すぐに喪服が必要だが購入する時間がない」「着ようと思ったらサイズが合わなくなっていた!」という場合は、喪服のレンタルを検討されてみてはいかがでしょうか
喪服は気軽に買い替えられる金額でないことが多いですが、レンタルならリーズナブルな価格で、その時の体型や好みに合うものを選べます。
着用した後、保管やお手入れの手間がかからないのもメリットでしょう。

平安祭典でも喪服のレンタルを行なっております。
お申し込みの際に身長・体重・ウエストをお伝えください。
以下の会館にてお受け取り・ご返却が可能です。

※モーニング・略礼服・喪服・アンサンブルは、それぞれ7,700円(税込)です。

・甲南平安祭典会館…〒657-0862 神戸市灘区浜田町1丁目2番31号
・阪神平安祭典会館…〒660-0805 尼崎市西長洲町3丁目7番7号
・平安祭典西神会館…〒651-2277 神戸市西区美賀多台9丁目2番1号

 

まとめ

今回は喪服のサイズの選び方について解説しました。
適切なサイズを選ぶには、体型やサイズ表を参考にご自身で寸法を測って確認すること、可能であれば試着することが大切です。
もしサイズ選びで迷ったら、やや大き目を選ぶと長く活用できるでしょう。

また、喪服はレンタルも可能で、平安祭典でもレンタルを行なっております。
喪服レンタルのご要望やご質問等がございましたら、平安祭典(0120-00-3242)まで気兼ねなくご連絡ください。