へいあんオフィシャルブログ メモリアル・ノート
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マナー・知識

【遺影写真の選び方】撮影方法や背景はどうすれば良い?

遺影写真の飾られた祭壇

公開日:2021年10月4日

遺影写真は故人様を偲び、想いを馳せるための大切なお写真です。

終活が注目される今の時代、あらかじめ遺影用の写真をご用意されている方も増えていますが、写真の選び方やどう撮影すれば良いかが分からないという方も多いのではないでしょうか。

今回、写真はどういったものを選べば良いか、撮影のコツや加工など、遺影用の写真を準備されるにあたって役立つ知識をご紹介します。

 

[@目次@]

 

遺影写真はどのような写真が良い?正しい選び方とは?

遺影写真の選び方

遺影写真は故人様を想い出し、懐かしむための写真です。

故人様の素敵な記憶をたくさん想い出せるよう、故人様の「らしさ」や「人柄」が伝わるような写真をお選びいただくと良いでしょう。

以前は遺影写真というと

・ 正面を向いている
・ スーツや和服などフォーマルな服を着ている
・ かしこまった真面目な表情をしている

このような写真が一般的ではありましたが、実は遺影写真には決まったルールはありません。

最近は

・ 笑顔や自然な表情
・ 正面ではなく横顔
・ お気に入りの洋服を着ている

などであっても、より故人様の人柄が偲ばれるような写真を選ばれるようになりました。

また、遺影はできるだけ

・ 故人様が大きく写っており、ピントが合った写真
・ 画素数が高く、鮮明な写真

を選ぶようにしましょう。
ある程度加工はできますが、大きく引き伸ばした際にぼやけてしまう可能性があります。

 

遺影写真の撮影方法 撮り方やコツは?

遺影写真の撮影方法

遺影写真を撮影するにはどういった方法があるでしょうか。
大きく分けて、自分で撮影するフォトスタジオで撮影してもらうかの2つの方法があります。

・ 自分で遺影写真の撮影をする方法

並んで写真を撮る夫婦

自分で撮影する場合、スマホのカメラアプリやデジカメ、一眼レフカメラなどで撮影します。
一人で撮影するのであれば、三脚を用意するなど、高さの調整をして撮影するのが良いでしょう。

自分で撮影するメリットとしては、納得のいく写真が撮影できるまで何度でも撮り直すことができる点があります。
人に撮られることが苦手な方も、ストレスなく自分のペースで撮影でき、費用もかかりませんので、大きなこだわりがない方にはおすすめです。

また、ご家族の負担を軽減できるのもメリットの一つです。
遺影写真を用意していれば、忙しい中、ご家族が遺影用の写真を選ぶ必要はなくなります。

・ フォトスタジオで遺影写真の撮影をしてもらう方法

フォトスタジオで遺影写真を撮影してもらう

フォトスタジオや写真館で遺影写真の撮影をしてもらう方法です。
メイクや衣裳、照明など、綺麗に写る環境があり、プロの写真家に撮影してもらうので非常に質の高い写真を撮影することができます。

こういう遺影写真にしたい!というイメージがある方は、費用はかかりますが、プロに依頼する方が、希望通りの写真を撮影することができるでしょう。

 

遺影写真の背景 どう加工する?

遺影写真の背景は青系の加工がされることが多いでしょう。
日本人の肌の色は青色の背景が映えるので、明るい印象を与えることができます。

しかし、必ずしも加工する必要はありません。
綺麗な景色や趣味に関する風景など、故人様の人柄がわかるような背景であれば、加工せずにそのまま使用する場合もあります

遺影写真の背景の加工

また、自分で加工する場合は、写真加工用のソフト「Photoshop」やスマホのアプリなどを使用して加工することができます。
写真のサイズや明るさを調整し、切り抜くなどの加工が可能です。

しかし、こういった加工にはある程度の技術が必要ですので、経験がない方はプロにお任せするのが良いでしょう。
写真加工のプロが加工した場合、背景や服装をはじめ、シワや表情などかなり綺麗に加工してくれます。
よほど経験がある場合以外は専門家に依頼することをおすすめします。

とはいえ、ほとんどの方はご葬儀の段階で遺影を作られ、その際に背景や服装を加工されます。
そのため、必ずしも事前に写真の加工を依頼する必要はありません

 

まとめ

女性のスナップ写真

遺影写真は故人様を偲ぶ大切な写真です。
遺影写真はこうでないといけないというルールや決まりごとはありませんので、故人様の人柄が伝わるような写真を選ぶと良いでしょう
また、撮影や加工については自分で行なうことも可能ですが、専門的な機材や技術が必要なので、プロにお任せすることをおすすめします。

また、遺影用の写真を用意していても、ご遺族に知ってもらわないと意味がありません
エンディングノートとまとめて保管するなど、写真の存在を伝えるようにしましょう

遺影写真の飾り方については『遺影写真の決まりとは?サイズや飾り方など』の記事でご紹介しています。

平安祭典では、神戸・阪神間でのご葬儀についてのご相談も承っております。
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