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へいあんオフィシャルブログ メモリアル・ノート
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文化

意外と知らない「お彼岸」の意味と由来とは?

お彼岸の意味と由来

公開日:2021年3月15日

「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句を、皆さまもよくご存知ではないでしょうか。

お彼岸とは、季節の節目となる、日本の年中行事の1つです。春分の日、秋分の日を中日(”なかび”もしくは”ちゅうにち”)に、前後3日、合計7日間が、それぞれ春のお彼岸、秋のお彼岸の期間となります。

ちなみに春分の日は「自然を称え、生物を慈しむ日」、秋分の日は「ご先祖を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日」として、国民の祝日に定められています。

皆さまは、お彼岸にはお墓参りをするかと思います。でもいったいなぜ、お彼岸にお墓参りをするのでしょうか。今回は、お彼岸の意味や由来、お彼岸のお墓参りなどについて、ご説明します。

 

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お彼岸の意味と由来お彼岸の由来は古代インドから伝わった考え

お彼岸とは、仏教とともに古代インドから伝わった考え方です。お彼岸の語源は、菩薩(ぼさつ)が仏になるために行なう修行を指す仏教用語、「波羅蜜(はらみつ)」と同じ意味を持つ「到彼岸(とうひがん)」を由来とする言葉です。

仏教では、私たちのいる煩悩や迷いに満ちた世界を「此岸(しがん)」、ご先祖のいる悟りの世界(極楽)を「彼岸(ひがん)」と呼びます。
「到彼岸」とは、此岸から彼岸に至ることと解釈され、此岸にいる私たちが修行を積むことで、彼岸という悟りの境地に到達できると考えられています。

浄土思想では、極楽浄土は西方にあるとされています。太陽が真東から昇り真西に沈む春分の日と秋分の日は、此岸と彼岸が最も通じやすい日とされ、両日に先祖供養を行なうようになりました。これが、お彼岸にお墓参りをする由来とされています。

ちなみに、お彼岸の初日を「彼岸の入り」、終日を「彼岸の明け」、そして、太陽が真東から昇り、真西に沈む春分の日と秋分の日を「彼岸の中日」と呼びます。

 

彼岸会(ひがんえ)とは?

彼岸会は春と秋の7日間に行われる法会の事

彼岸会という言葉についてもご説明します。

彼岸会とは、春のお彼岸、秋のお彼岸、それぞれ7日間に行なわれる法会(ほうえ=仏法を説くためやご供養を行なうための僧侶・信徒の集まり)のことです。
ご寺院では、ご先祖をご供養する法要が執り行なわれ、信徒は彼岸会の期間中にご寺院を詣で、お墓参りをするのが習慣となっています。

彼岸会では中日にご先祖に感謝し、残る6日は悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜(ろくはらみつ=悟りの彼岸に至るための6つの修行徳目)」を1日に1つずつ修めるとされています。

 

お彼岸のお墓参りと初彼岸

お彼岸のお墓参りと初彼岸について

お彼岸にご寺院へお墓参りに出かける場合、いつ行けば良いという決まりはありません。お彼岸の期間中であれば、いつお墓参りをされても構いません。

普段のお墓参り同様に、ご先祖や故人様を偲び、ご供養する気持ちが大切です。

また、故人様が初めてのお彼岸(初彼岸)を迎えられる際には、手厚いご供養を心がけましょう。故人様の初彼岸には、ご自宅にご寺院を招いてお経をあげていただくと良いでしょう。祝日に当たる春分の日、秋分の日を利用して、年忌法要を行なう方もいらっしゃいます。
 

ご自宅のお仏壇へのお供え

お彼岸中、ご自宅のお仏壇には、お花や果物や甘い菓子、精進料理などをお供えします。小豆(あずき)を原材料とするお団子や、春のお彼岸には”ぼたもち”、秋のお彼岸には”おはぎ”などがお仏壇にお供えされます。

ぼた餅とおはぎの違いは

ちなみに”ぼたもち”と”おはぎ”は基本的には同じものです。季節の花(牡丹と萩)にちなんで、それぞれ呼び方が異なっています。
ちなみに、”ぼたもち”は、牡丹の花に似せて丸くて大きく、”おはぎ”は、萩の花のように小ぶりでほっそりと作るのだとか。

諸説ありますが、”ぼたもち”と”おはぎ”の原料である小豆は、古くから邪気を払う食べ物として信じられてきたため、”ぼたもち”と
”おはぎ”は、お彼岸中にご先祖をご供養する食べ物として定着したそうです。

 

お彼岸は、故人様やご先祖に想いを馳せる貴重な機会

お彼岸は故人様やご先祖に想いを馳せる貴重な機会

いかがだったでしょうか?今回は、お彼岸の意味や由来、ご自宅のお仏壇へのお供えなどについて、ご説明しました。お彼岸は、故人様やご先祖に想いを馳せる貴重な機会です。ご家族でお仏壇を掃除したり、お墓参りに行かれてはいかがでしょうか。

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