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へいあんオフィシャルブログ メモリアル・ノート
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マナー・知識

弔電とは?送る意味・送り方・送る際の注意点

弔電とは

公開日:2022年5月2日

大切な方のお通夜や葬儀・告別式に参列できない時、弔電を送ります。
よく知られる慣例のひとつですが、実際に弔電を手配されたことのある方は、意外に多くないかもしれません。

弔電は頻繁に送るものではないですし、いざ手配するとなると、ルールやマナーが気になることでしょう。
そこで、当記事では弔電について詳しく解説いたします。

 

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弔電とは?弔電を送るのはいつ?

それではまず、弔電の意味や送り方をご説明します。
弔電とはどのようなものか、いつ、どのように送るのかなどをご確認ください。

葬儀・告別式に参列できない時に送る電報

弔電とは、弔いの気持ちを伝える電報です。
大切な方の訃報に際し、お通夜や葬儀・告別式に参列できない場合、葬儀・告別式を執り行なう会館などへ届けます。

遠方であったり仕事の都合がつかなかったり、またコロナ禍以降は、参列に制限があるケースも増えました。
弔電はそういった場合にも、迅速かつ確実にお気持ちを伝えることができます。

弔電の送り方

ネットから電報

弔電の手配方法には、電話とインターネットの2つがあります。
ひと昔前は、電報といえば電話をかけて手配するものでした。
近年でも電話での申し込みは可能ですが、より使いやすいインターネットを使われる方が多いでしょう。

「弔電」で検索すれば、たくさんのサービスが出てきます。

さらに、そうしたサービスの他にも、ご葬儀を執り行なう会館に直接弔電を注文できることも多くなりました。

たとえば、平安祭典で採用しているサービスに「つなぐシステム」というものがあります。

使い方は簡単で、ご葬儀の打ち合わせ後すぐに、当社従業員が故人様のご葬儀情報を記した専用の「訃報のご案内ページ」を作成します。
喪主は、そのURLをメールやLINEなどのSNSで親族や故人様と親しかった人に送ると、受け取った側は、URLをクリックするだけで、喪主、通夜や葬儀の時間、場所など、必要な情報の確認が可能です。

さらに「訃報のご案内ページ」から簡単に1通1,000円で弔電を送ることができ、弔電とあわせて、供花・供物などを贈ることもできるサービスです。
また、その際に弔電の例文を見ることができるのも利用者にとってメリットです。

送った弔電は、ご葬儀を執り行なう葬儀社が受け取り、印刷などを行ない、喪主へと手渡されます。

なお、弔辞と混同されてしまうことがありますが、弔辞は故人様へ贈るお別れの言葉です。
一般的に葬儀・告別式などの際、故人様と親交の深かった方がご遺族に依頼されて読み上げるもので、弔電とは異なります。

葬儀・告別式に間に合うように送る

葬儀の様子

弔電を送るタイミングですが、遅くとも葬儀・告別式開始の数時間前までに届くよう手配しましょう。
さらにいうと、お通夜までに届くのがベストです。

一般的に弔電は、葬儀・告別式の際、司会者によってメッセージと差出人名が紹介されます。
弔電が届いたら喪主やご遺族は事前に内容を確認し、読む順番を決める必要があるため、弔電を送る際は、速やかに手配することをおすすめします。

お届けがご葬儀に間に合わない場合や、訃報を知った時にはすでに葬儀・告別式が終わっていたということもあるかもしれません。
そういった場合は、後日、ご遺族へご連絡した上で、ご自宅へ御香典を持参し手を合わせたり、お悔やみの手紙とともに御香典を現金書留でご自宅へお送りしたりなど、別の方法で弔意を表すと良いでしょう。

 

宛名と差出人についての注意点

弔電の宛名は喪主の名前とします。
たとえ喪主と面識がなくても、ご遺族と親しい間柄であっても、弔電の宛名には喪主の名前をフルネームで記載しましょう。

喪主の名前がわからない場合は、「〇〇家 ご遺族様」または「故〇〇〇様 ご遺族様」とすると良いでしょう。
※企業や団体が主催するご葬儀であれば、葬儀主催者や責任者、部署名などになります。

一方の差出人名は、故人様と直接のお知り合いの場合は、故人様と差出人との関係がご遺族にわかるように記載しましょう。
仕事関係であれば会社名や団体名を、学生時代の同窓であれば大学名と卒業年度などを併記するとわかりやすいです。

故人様と直接の面識がない場合(同僚のお父様が亡くなられて喪主は同僚のお兄様など)は、連絡のつくご遺族に弔電送付の旨をお伝えしておくと良いでしょう。

また連名で送る場合は、役職や年齢などの上から順に名前を記載します。
人数が多い場合は〇〇一同、とすると良いでしょう。

 

弔電で使ってはいけない言葉

弔電の文章

弔電の文面には、忌み言葉をはじめとした不適切な言葉があります。
日常的に使う語句も多いので、うっかり使うことがないよう弔電の最終確認の際に、必ず見直しましょう。

・忌み言葉
重ね重ね、益々、しばしば、またまた、いよいよ、いろいろ、わざわざ、次々、くれぐれ、皆々様、再び、再三、再三再四、繰り返す、続いて、なおまた、追って…など

・不吉を連想させる言葉
消える、大変、落ちる、とんでもない、数字の四(死)や九(苦)…など

・直接的な表現は避け、婉曲表現に言い換える
死亡→逝去、生存中→生前、急死→突然の事…など

また宗旨・宗派によっても忌み言葉は変わります。
ご葬儀がどの宗旨で行なわれるかわからない場合、宗旨に由来する言葉は使わない方が良いでしょう。

具体的な例を挙げると、仏式全体で避けたい言葉は、「迷う」「浮かばれない」などです。
また浄土真宗では、冥福という言葉は使わないようにします。

神式やキリスト教式であれば、仏式ならではの用語を使わないようにしましょう。
「成仏」「供養」「合掌」「仏」「冥福」「往生」「ご愁傷様」などがそれに当たります。
さらにキリスト教では、「死」は悲しむべき終わりでなく永遠の命の始まりと捉えますので、「お悔み」などの文面は避けたいところです。

 

弔電の敬称に関する注意点

弔電では、日常生活ではあまり耳にしない敬称が使われることがあります。
「ご尊父様」「ご母堂様」などがその例です。
プライベートのお付き合いやご親戚への弔電の場合は「お父様」や「お母様」でも構わないと思いますが、会社関係や目上の方、少しお付き合いの遠い方へは最上級の敬称を使う方が良いでしょう。

また先ほども触れましたが、原則として弔電の宛名(受取人)は喪主です。
故人様や喪主と面識がなく、その他ご遺族の関係者として弔電を送る場合も宛名は喪主とし、故人様の敬称も喪主から見たものに合わせましょう。

たとえば会社の同僚のお母様が亡くなられた場合、文中に「ご母堂様」と書きたくなるかもしれません。
ですが喪主が同僚のお父様の場合は、文中は喪主から見た敬称の「ご令室」「奥様」という言葉を使用しましょう。

ちなみに、喪主(受取人)と故人様の関係ごとの敬称は以下のようになります。

父 → ご尊父様(ごそんぷさま)、お父様、お父上様

母 → ご母堂様(ごぼどうさま)、お母様、お母上様

夫 → ご主人様、旦那様、ご夫君様(ごふくんさま)

妻 → ご令室様(ごれいしつさま)、ご令閨様(ごれいけいさま)、奥様、奥方様

祖父→ ご祖父様(ごそぼさま)、御祖父様(おじいさま)、祖父君(おじぎみ)

祖母→ ご祖母様(ごそぼさま)、御祖母様(おばあさま)、祖母君(おばぎみ)

兄 → ご令兄様(ごれいけいさま)、兄上様、お兄様

弟 → ご令弟様(ごれいていさま)、弟様

姉 → ご令姉様(ごれいしさま)、姉上様、お姉様

妹 → ご令妹様(ごれいまいさま)、妹様

息子→ ご令息様(ごれいそくさま)、ご子息様(ごしそくさま)

娘 → ご令嬢様(ごれいじょうさま)、ご息女様(ごそくじょさま)、お嬢様

 

まとめ

弔電は参列できないご自身の代わりとしてお気持ちを表すものです。
ご遺族にとって弔電をいただくのは、慰めのひとつにもなります。
たとえ直接会って励ましの言葉をかけられなくとも、悲しみの中にあるご遺族・ご親族の心に寄り添ってくれるでしょう。

お困りごとやご不安がありましたら、気兼ねなく平安祭典(0120-00-3242)までご相談ください。
少しでもご遺族に弔意を表すお手伝いをさせていただければと思います。