【保存版】ご葬儀後に必要な手続きの優先順位
公開日:2021年8月16日
大切な方を亡くされたご遺族の悲しみは計り知れません。しかし、ご葬儀後には様々な手続きを行なわなければなりません。
期限がある手続きなどもあるので、スムーズに進めたいところですが、どう進めれば良いかわからない方も多いかと思います。
今回はチェックリストを確認しながら、ご葬儀後に必要な手続きや優先順位についてご紹介していきたいと思います。
[@目次@]
ご葬儀後に必要な手続き一覧チェックリスト
ご葬儀後に必要な手続きは一般的にどういったものがあるのでしょうか?
下記に必要な手続き一覧をご用意しましたので、チェックリストとしてご活用ください。
【ご葬儀後に必要な手続き一覧チェックリスト】
※死亡届の提出および死体埋火葬許可証申請は、死亡を知った日から7日以内の申請が必要ですが、ご葬儀時に届け出は完了しているので省略。(通常、葬儀社が代行)
※手続きの内容は故人様が世帯主、世帯主以外、会社員、年金生活者、就学者など状況に応じて異なります。詳しくは役所や関係各所にご確認ください。
ご葬儀後の手続きで優先順位の高いものは?
チェックリストを見ていただけると、お分かりになるかもしれませんが、ご葬儀後の手続きのすべてを速やかに終わらせる必要はありません。
優先順位の高い、期限の早いものから順に行なっていけば問題ありません。
後々税金や給付金関係のトラブルに発展しないよう、優先順位の高い手続きや期限をしっかりと確認しておくと良いでしょう。
特に優先順位の高い手続きは以下のとおりです。
・ 厚生年金・共済年金・国民年金の受給停止
・ 介護保険資格喪失届
・ 住民票の抹消届
・ 世帯主の変更届
・ 障害者手帳の返却
・ 公共料金(電気・水道・ガス)の名義変更または解約
・ 携帯や電話加入権の名義変更または解約
・ 健康保険・共済組合・国民健康保険除籍および葬祭費補助などの諸手当請求
・ 生命保険などの死亡保険金請求など
これらの手続きは期限が14日以内のものが多く、速やかに済ませる必要があります。またこれらは比較的容易な手続きが多く、ご自身で手続きを進めやすい点が特徴です。
該当する項目があれば、優先して手続きを行ないましょう。
専門家のアドバイスが必要な場合も
ご葬儀後の手続きの中でも相続に関する手続きは、最も慎重に行なわなければなりません。具体的には不動産や預金・株・投資信託・自動車などの資産の名義変更です。
また場合によっては、専門家のアドバイスが必要になることもあります。
例えば
・ 遺言書がある
・ 遺産分割の話し合いがまとまっていない、あるいはまとまりにくい
・ 相続人が複数人いる
・ 相続人が遠方にいる
このような場合、専門家に相談されることをおすすめします。
後々トラブルに発展しないためにも、速やかに専門家に相談して確実に手続きを済ませる方が安心でしょう。
相続については『【相続手続きの手順】スムーズに済ませるためのコツとは?』で詳しくご紹介しております。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はご葬儀後の手続きについてご紹介しました。
ご葬儀後に行なわなければならない手続きは非常に多いので、優先順位を考えて手続きを済ませていきましょう。
また、相続関係の手続きは慎重に行なう必要があり、場合によっては専門家のアドバイスが必要になります。
神戸・阪神間で遺産相続や財産管理、死後事務のことでお悩みの方は、下記まで気兼ねなくお問い合わせください。
あさひ行政書士法人(0120-4864-65)
無料相談受付時間 9:00~18:00
行政書士オアシス相続センター (078-251-1414)
無料相談受付時間 9:00~18:00
お問い合わせの際には、「平安祭典のホームページを見た。」とお伝えください。