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  • 数珠(念珠)とは?マナーや持ち方・種類を解説

    マナー・知識


    公開日:2022年3月28日
    仏式のご葬儀やご法要に参列する際の必需品が「数珠(じゅず)」です。
    数珠とは、穴の開いた小さな珠(たま)を中糸で繋げたもので、私たちにとって身近な仏具の1つです。 元々はお経や念仏を唱える際に、珠を動かすことで数を数える道具としても用いられており、これが数珠という名前の由来となっています。
    また、仏様を「念」ずる際に用いる「珠」であることから「念珠(ねんじゅ)」とも呼ばれます。 今回は、この数珠(念珠)についてご紹介します。
     
     
    数珠の歴史
    仏具としての数珠の起源については諸説あります。
    有力な説は、古代インドにおいてバラモン教の僧が数珠を使っており、この習慣を仏教の開祖であるお釈迦様が取り入れて、仏教でも用いられるようになったのではないかというものです。 昔々、インドのある王様が、国内で疫病が流行したり治安が悪くなっていることをお釈迦様に相談しました。
    するとお釈迦様は「ムクロジ(無患子)の木の実を108個繋いで数珠とし、これを肌身離さず持ち念仏を唱えなさい。念仏を唱えるごとに珠を1つずつ珠を動かして数を数え、20万回念仏を唱えれば人々の迷いや苦しみがなくなり、100万回念仏を唱えれば人々の煩悩を断ち切ることができるでしょう」と説かれたそうです。(※) その後インドから中国に伝わり、日本には、仏教伝来とともに飛鳥時代の頃に中国から伝わりました。
    一般に普及したのは、鎌倉時代に浄土教(浄土思想)が流行し、人々が念仏を唱えるようになってからだとされています。 数珠の珠の正式な数は108個ですが、この108という数字は人間の煩悩の数でもあります。現在でも、念仏を唱えるごとに珠を1つずつ動かして数えることで、1つずつ煩悩が消えて清らかな心になると考えられています。
    ※ この話は『大蔵経(だいぞうきょう)』の中の「佛説木槵子経(ぶっせつもくげんじきょう)」というお経に収録されています。
     
    数珠の種類 「本式数珠」と「略式数珠」の違い
    数珠の種類には、宗派ごとに異なる正式な「本式数珠」と、宗派問わず使うことができる「略式数珠」があります。
    「本式数珠」は、108個もの珠からなるため、一般的には二重にして使われます。
    「略式数珠」は珠の数を減らしたもので、片手にかけて使うことができることから「片手数珠」とも呼ばれます。 仏式のご葬儀やご法要では、数珠を持参することがマナーなので、ご自身用のものを1つは持っておきたいところです。
    はじめてご購入されるなら、宗派問わず使え、持ち運びにも便利な「略式数珠」を選ぶのが無難でしょう。
    ご自身の宗派にこだわりがある場合は、「本式数珠」を選んでも良いと思います。
    なお、宗派の異なるご葬儀に参列される際、ご自身の宗派の数珠を持って出席してもマナー違反ではありません。 ちなみに、数珠には男性用と女性用があり、持ち運びするための数珠袋も男性用・女性用それぞれがありますので、選ぶ際にはご注意ください。
    「本式数珠」と「略式数珠」の他にも、「腕輪念珠」と呼ばれるブレスレット型のものがあります。
    このブレスレット型は、お守りとしての意味合いが強いため、ご葬儀などでの使用は控えましょう。  
    略式数珠の持ち方
    数珠の持ち方は宗派ごとに異なるとされていますが、略式数珠であれば、基本的には宗派を問わず使え、持ち方も統一されています。
    突然のご不幸の際にも慌てないように、略式数珠の持ち方をご紹介します。 基本的な持ち方
    数珠を片手で持つ時は、基本的に房を下にして左手に持ちます。
    席に座っている時は左手首にかけておき、焼香などで移動する場合には、左手の親指と人差し指の間にかけて持ちます。 焼香をする場合
    数珠を持った左手をひじから直角に曲げ、身体の中心からやや左寄り(心臓のあたり)に止めた姿勢で、右手で焼香します。
    合掌する場合
    一般的には、左手の親指と人差し指にかけた状態で右手を添えて合掌します。
    長い数珠の場合は、二連にして左手に持ったまま手を合わせるか、左右の中指に内側の一連だけをかけ合掌します。 焼香の作法については、###shoukou_yarikata###で詳しくご紹介しています。
     
    数珠に関するトラブル こんな時はどうすれば良い?
    続いて、数珠に関してよく起きるトラブルと解決方法ご紹介します。
    忘れた時は? 数珠の貸し借りをすることはおすすめできません。
    これは、数珠には持ち主の念が宿ると言われているためです。
    数珠を持つことはマナーではありますが、忘れても問題なく焼香はできます。
    平安祭典では、数珠の販売も行なっていますので、ご安心ください。 もし数珠が切れたら? まれに数珠の珠を繋ぐ紐が劣化して、切れてしまうことがあります。
    ご葬儀やご法要の最中などに切れてしまうと、バラバラと珠が散らばってしまい困ってしまいます。
    紐が明らかに劣化している場合には、事前に新しく買い替える、あるいは販売店や仏壇店などに修理に出しましょう。
    数珠の処分は、そのままゴミとして捨てても構いませんが、ご供養をしてもらいたい場合には、ご寺院や仏具店にご相談ください。  
    数珠を長持ちさせるためのお手入れ方法
    数珠を使い続けていると、紐が劣化するなど様々な不具合が出てきます。
    長く使い続けるためにも、適切な使い方、定期的なメンテナンスを心がけましょう。 珠の部分は、汚れたら、柔らかい布で優しく拭きましょう。
    また、夏場に数珠を使用すると、汗が付着するので、使用後はそのまましまわずに先に軽く拭き取ります。 数珠の紐は切れやすいため、直射日光の当たるような場所には保管せず、衝撃を与えないことも大切です。
    季節ごとに中の紐の摩耗具合をチェックし、不具合があるようであれば仏具店などで紐を交換してもらいましょう。 持ち運ぶ際には専用の数珠袋に入れますが、ご自宅で保管をする場合、数珠袋では房が曲がってしまう可能性もあるので、専用の箱などに入れて保管すると良いでしょう。
     
    素材やデザインにこだわった数珠もある
    今回は、数珠(念珠)についてご紹介しました。
    最近では、素材やデザインにこだわったものも数多く販売されています。
    もしお持ちでなければ、まずは気に入った素材やデザインの数珠を選んではいかがでしょうか。 数珠は主に仏具店で販売されていますが、平安祭典でも、様々な種類の数珠をご用意しています。
    お近くの平安祭典にお立ち寄りの際には、ぜひご覧になってください。

    続きはこちら

  • 玉串・献花とは?玉串奉奠と献花の作法を解説

    マナー・知識


    公開日:2022年2月14日
    皆さまはご葬儀に参列した際に、玉串奉奠や献花をしたご経験をお持ちでしょうか?
    どちらも参列者が行なう故人様とのお別れの儀式で、仏式の「焼香」にあたるものが、神式では「玉串奉奠」、キリスト教式では「献花」です。 とはいえ、「玉串って何だろう?」「玉串奉奠や献花の作法が分からない」という方は多いかもしれません。
    そこで当記事では、玉串を捧げる意味や、玉串奉奠と献花の具体的な作法を解説します。 焼香に関しては###shoukou_yarikata###の記事で詳しくご紹介しております。
     
     
    玉串とは?
    玉串とは、榊の枝に紙垂(しで)と呼ばれる紙、または木綿(ゆう/楮こうぞを原料とした布)をつけたものです。
    神道の行事や儀式において、斎主や参列者が神前に供えます。
    神様のお食事としてお供えする御神饌(ごしんせん/米や酒、塩、魚など)と同じ位置づけです。 玉串の由来は、日本の神話にさかのぼります。
    『古事記』の天岩戸のくだりで、お隠れになった天照大神のお出ましを願い、神々は榊に玉や鏡をつけて捧げました。
    この話に由来するといわれる玉串は、古来より神様が宿る依代ともされ、神様と人とをつなぐ橋渡しとしての役目も持つといいます。 ちなみに、玉串は榊の枝で作られることがほとんどです。
    神棚の両脇にお祀りしてある緑の葉がついた枝をご覧になったことがあるかと思いますが、あれが榊です。
    榊は木偏に神と書く通り、神道行事には欠かません。 榊の語源には諸説ありますが、常に緑が生い茂り栄える木=「栄木(さかき)」、また神様の世とこの世の境の木=「境い木(さかいき)」が転じたという説が有力です。
    榊は古くから生命力と繁栄の象徴とされてきました。
    その榊につける紙垂とは、ギザギザに折られた白い紙のことです。
    紙垂には「神聖」「清浄」の意味があり、これをつけることで、榊の枝が神様の依代(神霊がよりつくもの)としての意味を持ちます。
    神社の注連縄(しめなわ)や、神職の持つ祓串(はらえぐし)に紙垂がついているのも、そういった理由からです。 ※諸説ありますが、紙垂は白い紙を交互に割くことで無限大を表すとされ、神様の力を一片ずつの紙に宿すものといわれています。
     
    玉串奉奠の流れ
    神道の儀式のなかで、玉串を神前に供えることを玉串奉奠といいます。
    玉串奉奠は玉串を奉奠する儀式のことです。
    「奉奠」という漢字の意味を見ていただくと、分かりやすいかもしれません。 「奉」=たてまつる、恭しく(うやうやしく)差し上げる
    「奠」=神仏などへの供え物、供物 神事の手引書『神社祭式同行事作法解説』(神社本庁編)によると、「玉串は神に敬意を表し、神威を受けるために祈念をこめて捧げるもの」だそうです。
    そのため、玉串奉奠はご葬儀だけでなく、結婚式や地鎮祭、お宮参りなどの祈祷の際にも行なわれます。
    慶弔に関わらず行なわれる重要な作法ですので、流れを把握しておかれると役に立つかもしれません。 ご葬儀の場合、一般的には式の終盤に案内されることが多く、斎主が玉串奉奠を行なった後に喪主、続いてご遺族・ご親族、一般の参列者と、故人様と関係性の深い順に行ないます。
    玉串奉奠の作法(ご遺族の場合の一例)
    ① 式場の皆様の方を向き会釈をします。玉串を受け取り、軽く一礼をします。
    ② 玉串案(台)の手前まで進み、神前に一礼をします。枝先が神前に向くように玉串を右回りに90度回転させます。
    ③ その後、玉串を垂直に立てて祈念をします。
    ④ 枝元が神前に向くように右回りで回転させ、玉串案(台)に静かに捧げます。
    ⑤ 祭壇に向かい二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝)をします。そして、一歩下がり式場の皆様の方を向き、会釈をして席に戻ります。
    なお、この時の拍手は音を立てない「しのび手」で行ないます。 一般的にはこのような作法で行なわれますが、宗旨・宗派によって作法が異なる場合もあります。
    気になる場合は確認されると良いでしょう。
     
    献花の流れ
    「献花」は海外の葬儀ではあまり行なわれない日本独自の慣習で、キリスト教式のご葬儀の場合、カトリック・プロテスタントのどちらでも行なわれます。
    献花の作法(ご遺族の場合の一例) ① 式場の皆様の方を向き会釈をします。献花を受け取り、軽く一礼をします。
    ② 献花台の手前まで進み、献花を胸元まで引き寄せ、心をこめて祈念をします。
    ③ 献花を持ち替え、茎が霊前に向くようにします。
    ④ 献花台に静かに捧げます。そして祭壇に向かい黙祷を捧げ、礼拝をします。
    ⑤ そして、一歩下がり式場の皆様の方を向き、会釈をして席に戻ります。
    ※上記の作法は一例です

    キリスト教では「死」に対する考え方が仏教や神道とは異なり、死は穢れや縁起が悪いことではなく、神の元へ召される祝福すべきこととされています。
    死は命の終わりではなく、永遠の命の始まりで、故人様への「献花」はその門出に捧げるものなのです。  
    まとめ
    当記事では、玉串や玉串奉奠、献花についてご紹介しました。
    大まかな流れを掴んでおけば落ち着いて対応できると思いますが、心を込めて行なうことが何より大切ではないでしょうか。 平安祭典では、神式やキリスト教式の葬儀のご相談もお受けしています。
    お困りごとやお悩みがありましたら、ご遠慮なく平安祭典(0120-00-3242)までご連絡ください。

    続きはこちら

  • 正しい焼香のやり方とは?回数や作法(マナー)を解説

    マナー・知識


    公開日:2022年2月7日
    故人様との最後のお別れの場となるご葬儀は、ご遺族やご親族、そして、参列される方々にとって大切な儀式です。
    しかし、ご葬儀では、マナーや作法が分からず戸惑われることもあるかと思います。
    その中でも焼香(しょうこう)は、宗旨・宗派によって作法が異なるため、難しいイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、焼香について、意味や作法などをご紹介します。
     
     
    焼香は仏教的な意味を持つ
    焼香とは、ご葬儀やご法要において、お香の1つである「抹香(まっこう)」を使って行なう儀式のことです。
    「抹香」とは細かく砕いた粉末状のお香で、これを少量指でつまみ、香炉(こうろ)にくべます。 ご葬儀やご法要でお香を焚くことは、邪気を払って不浄を遠ざけ、また自身の心身を清めるという意味合いがあります。
    ちなみに仏教では、お香の香りは仏様や故人様の食べ物と同じであると考えられているため、お香を焚くことは、仏様や故人様に食べ物を捧げるという意味も持ちます。 焼香は、仏教発祥の地で、香木(こうぼく)の産地としても知られるインドから各地へ伝わりました。
    日本へは、仏教と同じく6世紀頃に伝来したと考えられています。 インドは高温多湿の地域ということもあり、ご葬儀の際に、ご遺体の腐敗臭を消す目的でお香を焚くようになったそうです。
    また、お釈迦様が説法をする際に、集まった人々の体臭が気になったため、元々体臭を消すために用いていたお香を焚いたという説もあります。
    焼香は本来仏教においてお香(こう)を焚くこと全般を指します。 このような経緯もあり、焼香は仏教ととても結びつきが強い儀式です。
    なお、神式では焼香の代わりとして、玉串を神前に捧げて拝礼する「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」、キリスト教式では花を供える「献花」などが行なわれます。 玉串・献花に関しては###tamagushi_kenka###で詳しくご説明しております。
     
    宗旨・宗派ごとに異なる焼香の作法
    仏式においては、宗旨・宗派によって焼香の作法が異なります。
    ここでは、焼香の流れの一例をご紹介します。 1. 焼香台に近づき、式場の皆様に一礼。その後、祭壇の方を向きます。
    2. ご本尊に向かい、もう一度、一礼をします。
    3. 右手の親指・中指・人差し指で、お香をこぼさない程度に少量つまみ、静かに香炉にくべます(作法は宗旨・宗派により異なります)。
    4. 数珠を両手にかけ、心をこめて合掌をします。その後、一歩下がり式場の皆様の方を向き、一礼して席に戻ります。
    ご親族でも、一般の参列者でも、焼香の作法や大まかな流れは特に変わりません。
    ただし、参列の人数が多い場合など、席に戻る前の参列者への一礼を割愛したり、焼香の際の順路が決められていることもあります。
    その場合は、葬儀社のスタッフの誘導に従ってお進みいただくと良いでしょう。
    また、式場の皆さまに向かっての一礼は、ご親族なら一般の参列者に向かって、逆に、一般の参列者ならご親族に向かってするようにご案内されることもあります。 次に、宗旨・宗派ごとの焼香の回数と唱える言葉をご紹介します。
    ・ 浄土真宗本願寺派(西本願寺)
    お香は額に捧げずに1回。
    「南無阿弥陀仏」と唱えます。 ・ 浄土真宗大谷派(東本願寺)
    お香は額に捧げずに2回。
    「南無阿弥陀仏」と唱えます。 ・ 浄土宗
    お香を額に捧げます。
    回数は特に決まっていません。
    「南無阿弥陀仏」と唱えます。 ・ 真言宗
    お香を額に捧げて3回。
    「南無大師遍照金剛」と唱えます。 ・ 日蓮宗
    お香を額に捧げて3回。
    「南無妙法蓮華経」と唱えます。 ・ 日蓮正宗
    お香を額に捧げて3回。
    「南無妙法蓮華経」と唱えます。 ・ 曹洞宗
    お香を額に捧げて2回。
    ただし、2回目は額に捧げません。
    「南無釈迦牟尼仏」と唱えます。 ・ 臨済宗
    お香を額に捧げます。
    回数は特に決まっていません。
    「南無釈迦牟尼仏」と唱えます。 ・ 天台宗
    お香を額に捧げます。
    回数は特に決まっていません。
    「南無妙法蓮華経(朝)南無阿弥陀仏(夜)」と唱えます。 ・ 時宗
    お香を額に捧げます。
    回数は特に決まっていません。
    「南無阿弥陀仏」と唱えます。 ・ 創価学会(友人葬)
    お香は額に捧げて3回。
    「南無妙法蓮華経」と唱えます。 宗旨・宗派によって焼香の回数が異なるのは、焼香に込められた意味が変わってくるからだとされています。
    例えば、焼香を1回する場合には、「一に帰る」という仏教の死に対する教えに基づいたもの、2回は主香(しゅこう)と従香(じゅうこう)という考え、3回は仏教で3の数字が大事とされている点に基づくと考えられています。 宗旨・宗派に関しては###shuuha_shuushi###で詳しくご説明しております。
     
    3種類の焼香の方法 焼香の方法には、ご葬儀が行なわれる場所や規模に合わせて、「立礼焼香」、「座礼焼香」、「回し焼香」と呼ばれる3種類の方法があります。
    葬儀会館で行なわれる通夜、葬儀・告別式では、立った状態で行なう立礼焼香が選ばれることがほとんどです。
    なお、先ほどご紹介した焼香の作法の一例も、立礼焼香での作法となっていまなす。 ・ 立礼焼香

    ご遺族や会葬者が、順番に立ち、焼香を行ないます。
    ご自身の順番が回ってきたら、席を立って遺影・焼香台の前へと進み、焼香が終わったら着席します。 ・ 座礼焼香
    和室でご葬儀が行なわれる場合は、順番に遺影の前で座った状態で焼香を行なう座礼焼香となります。
    遺影・焼香台の前まで移動する際には、中腰で移動するのがマナーです。 ・ 回し焼香
    ご自宅などの狭い場所で行なう場合、お盆などに乗せて香炉を回し、順番に座ったまま焼香を行ないます。
     
    焼香の順番の決め方と注意点
    焼香の順番については、まず初めに喪主が行ない、以降は故人様との血縁の濃い順に行なうのが一般的です。
    故人様と同居か別居かなどによっても順番が変わってきますが、明確な決まりはありません。 ご葬儀の際には、ご親族の方はある程度焼香の順に座っておくと良いでしょう。
    なお、一般参列者は座った席順に前列から焼香を案内されますが、最前列など、来賓席として座る方が指定されている場合もあるのでご注意ください。 焼香の順番については、ご遺族とご親戚のあいだで、ごくまれにトラブルになることもあります。
    トラブルを避けるためにも、事前にご親族間で話し合っておくと良いでしょう。  
    留め焼香とは?
    関西地方を中心とした西日本のご葬儀では「留め焼香(止め焼香)」という習慣があります。
    これは、兄弟姉妹など、故人様にとって血縁の濃い人が、あえて最後に焼香を行なう方法です。 留め焼香には、ご親族や参列者に焼香の順番に不備があったとしても、納得してもらうという意味合いや、「不幸を止める」という意味合いが含まれています。
     
    大事なのは真心をこめて焼香すること
    いかがだったでしょうか。
    今回は、焼香に関する知識についてご紹介しました。 特に焼香の「作法」に関しては宗旨・宗派により決まりはあるものの、実際のご葬儀では、参列者の人数や進行状況により、焼香の回数を1回で済ませることも少なくありません。
    また、同じ宗旨・宗派でもご寺院によって異なる場合もあります。 作法に従うことも大切ですが、何より大切なのは真心をこめて焼香し、故人様をご供養することです。
    形式に縛られすぎず、故人様との最後の時間をお過ごしください。 神戸・阪神間での仏事に関するご質問がございましたら、平安祭典(0120-00–3242)までお問い合わせください。

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  • 火葬許可証って何?火葬場での服装は?火葬の手続き・マナー

    マナー・知識


    公開日:2022年1月17日
    火葬場で、ご遺体を火葬するには火葬許可証の取得・提出といった手続きが必要です。
    とはいっても、火葬の手続きやマナー・ルールについてよくご存じない方も多いでしょう。
    当記事では火葬許可証の取得方法、火葬場での服装、火葬に関するマナーやルールを分かりやすく解説いたします。
    火葬に関して疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にご覧ください。  
    [@目次@]
     
    火葬許可証とは?どこで取得できる?
    火葬許可証とはご遺体の火葬許可を証明するための書類で、火葬場へ提出する必要があります。
    火葬許可証がないと火葬ができないため、ご葬儀の前に必ず取得しなくてはなりません。 では、いつ・どこで火葬許可証を取得できるのかというと、死亡届を役所へ提出する際です。
    故人様の本籍地か死亡地、あるいは届出人の住所地の役所へ死亡届を提出し、戸籍の窓口で受理されると、火葬許可証が発行されます。(※) 死亡届は、届出人の記入欄と医師の記入する死亡診断書をあわせて、亡くなった事実を知ってから7日以内に提出します。
    病院でお亡くなりになった場合は病院が死亡届を作成してくれることが通例で、大抵はA3用紙1枚、右側半分が医師記入の死亡診断書で、左側半分が届出人の記入欄になっています。
    ちなみに死亡届の提出は、届出人本人でなくとも手続き可能です。
    原則として届け人のはんこを持参すれば手続きできますし、役所によってははんこなしで手続きできることもあります。
    そのため、葬儀社のプランに死亡届の提出の代行が含まれていることが多く、実際に平安祭典も死亡届の提出がプランに含まれています。 ※ 旅先で亡くなった場合など、一時滞在届けとして例外的に上記以外の役所での提出が許可されることもあります。
     
    火葬場での服装は喪服が望ましい
    火葬場へ行く際の服装には決まりなどあるのでしょうか?
    火葬場へはご葬儀後にその足で向かうことが多いため、基本的には喪服あるいは喪服に準ずる服装が望ましいです。
    「火葬場ではこういう服装をしてください」という決まりは特にありませんが、他家の方も出入りする場所なので、気を遣われた方が良いかもしれません。 また、ご葬儀などの儀式を行なわない火葬式(直葬)の場合も同じです。
    ご遺族から「平服で来てください」と指定があった場合もデニムなどの普段着ではなく、ダークスーツなどの略式喪服にした方が良いでしょう。 身だしなみについては、###sougi_midashinami###の記事に詳しくまとめていますのであわせてご覧ください。
     
    火葬に関するマナーやルール  
    火葬に関しては、服装以外にも知っておきたいマナーやルールがいくつかあります。
    順にご紹介していきますので、ご確認ください。 ・ 火葬場へ心づけを渡した方が良い?
    昔は火葬場の係員へ心づけを渡す風習がありましたが、現在は、心づけの受け取りを完全に断る火葬場もあります。
    特に公営の火葬場の場合、心づけを受け取ると懲戒処分の対象になる可能性があるため、断られるでしょう。
    また、地域によっても異なりますので、ご不安な方は近隣の葬儀会社に相談することをおすすめします。 ・ 分骨の場合は分骨証明書のご用意を
    ご遺骨を2つ以上の骨壷に収めて別の場所で供養する「分骨」を希望される場合、分骨証明書を準備しましょう。
    分骨証明書の取得には火葬場への申し込みが必要で、書類を提出して発行手数料(1枚につき300円ほど)を支払います。
    前もって申し込めない方は、火葬当日でも手続き可能です。
    火葬場によっては手続きにはんこが必要になるため、できれば持参しておくと安心でしょう。
    ただし、地域によっては火葬場ではなく、役所での手続きが必要な場合もあるので要注意です。 なお、手元供養として分骨することをお考えで、納骨のご予定がない場合は、ご家族の判断によりますが、分骨証明書が必要ないこともあります。
    ただし、何らかの理由で別の場所へご遺骨を納めることになった場合は、分骨証明書が必要です。
    手元供養を選択される方も、念のため分骨証明書を取得されることをおすすめします。 手元供養については、###temotokuyou_toha###の記事で詳しくまとめていますのであわせてご覧ください。
    ・ ご遺骨を持ち帰らない場合も手続きが必要
    火葬が終わるとお骨あげが行なわれ、通常はご遺族がご遺骨をお持ち帰りになります。
    ただし、焼骨不要や遺骨保管の手続きをすれば、必ずしもご遺骨を収骨する必要はありません。 自治体によって決まりはあるかもしれませんが、平安祭典のある神戸市を例に挙げると、次のような規定があります。
    ■ 焼骨不要
    ご遺骨を持って帰らない場合は、焼骨不要の申請書類にご家族の署名捺印が必要です。
    知人や友人の署名捺印は認められません。
    後見人が申請書類の申請者になることは可能ですが、その場合は必ず「登記事項証明書」の原本が必要です。 ■ 遺骨保管
    遺骨保管とは、身寄りのない方などが亡くなった際にご遺骨を一定期間保管することです。
    火葬場がしばらくご遺骨を預かります。
    これは火葬後に身寄りが判明した場合に、ご遺骨を引き渡しするための対応です。
    とはいえ、一定期間(数年)が過ぎると共同で埋葬されるそうです。  
    柩に入れて良いもの・入れてはいけないもの
    火葬の際はご遺体を納めた柩ごと燃やすため、柩には入れて良いものと、入れてはいけないものがあります。
    柩に入れるものを副葬品といい、故人様へのお手紙や故人様が大切にされていたものを納めることが多いです。 ###fukusohin_toha###の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
     
    まとめ
    当記事では、火葬の手続きやマナーを解説しました。
    火葬には火葬許可証が必要なこと、心づけの受け取りを断る火葬場が増えていること、分骨には分骨証明書が必要なことなど、ご存じないことがあったかもしれません。
    火葬の手続きやご葬儀に関してお困りごとがございましたら、平安祭典(0120-00-3242)までお問い合わせください。

    続きはこちら

  • 火葬とは?火葬の意味・流れ・所要時間・費用をまとめて解説

    マナー・知識


    公開日:2022年1月10日
    日本では火葬場でご遺体を火葬し、ご遺骨をお墓に埋葬するのが一般的です。
    とはいえ、火葬場へ行った経験がないと、火葬に関して分からないことが多いでしょう。 そこで当記事では、火葬の意味や決まり、火葬場での流れやマナー、火葬にかかる費用などをご紹介します。
     
    [@目次@]
     
    火葬の意味と決まり
    火葬とは、ご遺体を焼却する葬送方法です。
    棺に納めたご遺体を火葬炉で焼却し、残ったご遺骨をお墓へ納骨するための儀式で、ご遺体を火葬することを「荼毘に付す(だびにふす)」といいます。 ただし、死亡後24時間以内の火葬は「蘇生の可能性がある」という理由により、法律で禁じられているため、ご遺体をすぐに焼却することはできません。
    【墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)】
    第3条 埋葬又は火葬は、他の法令に別段の定があるものを除く外、
    死亡又は死産後24時間を経過した後でなければ、これを行ってはならない。
    但し、妊娠七箇月に満たない死産のときは、この限りでない。 引用:厚生労働省「生活衛生情報」のページ

    ちなみに、2019年に発表された厚生労働省のデータによると、日本における火葬率は99.9%。
    明治時代に伝染病予防法が発令されて以降、衛生面や土地の問題を理由として都市部を中心に土葬文化から火葬文化に変わっていきました。
    現在も土葬が法律で禁じられているわけではありませんが、条例で土葬を禁止している地方自治体が多いため、土葬の許可が下りることは非常に稀です。  
    火葬場には何を持って行けば良い?
    火葬場へ持って行くものは地域や宗旨・宗派によって変わりますが、仏式の場合は次の2点を持って行くことが一般的です。
    ・ 位牌
    ・ 遺影 ご遺体を火葬するには、上記2点以外に火葬許可証が必要で、火葬場に使用料をお支払いする必要もあります。
    とはいえ、通常は葬儀社のプラン内に火葬手続き代行が含まれていることが多いため、ご遺族が持って行くものは位牌と遺影だけです。  
    火葬の流れと所要時間
    ご葬儀が終わると火葬場へ向けて出棺します。
    火葬場へ到着した後の一般的な流れは次の通りです。 1. 火葬炉の前に移動する
    2. 位牌や遺影を飾って火葬炉の前で最後のお勤めをする
    3. 火葬炉に柩を納める
    4. 火葬場の待合室で待機(食事)する 
      ※葬儀場へ戻って食事をする場合もあり
    5. お骨あげ このうち、「2」の内容は地域や火葬場によって違います。
    平安祭典のある神戸市周辺を例に挙げると、ご寺院の読経や「水焼香」(樒の葉に水をつけて柩に3回かける)によるお別れが多いようです。 また、「4」に関しては火葬場の待機室で骨あげまでお食事をされることが多いでしょう。
    平安祭典の場合は火葬場と会館までの距離が比較的近いため、会館へお戻りいただいてお食事をとっていただくことも可能です。 なお、柩を納めてからお骨あげまでの所要時間は、約2時間30分といったところでしょうか。
    神戸市の火葬場では今後の改修により火葬時間の短縮が予定されていますが、今後は同じように火葬時間の短い火葬場が増えていくかもしれません。  
    火葬場への同行は基本的にご親族・ご親戚のみ 火葬場へご遺族と共に同行されるのは、基本的にご親戚のみです。
    ただし、一般の方が同行できないわけではありません。 家族ぐるみのお付き合いがあった方や長年のご友人が、火葬場へ同行されることもあります。
    お子様の入場に関しては特に制限がなく、ご両親やご親族の判断次第といったところです。
    火葬場までの移動距離や、火葬場での待ち時間などを考慮して「連れて行かない方が良い」と判断された場合は、お子様と保護者の方が葬儀場へ残ることもあります。 また、子が親より先に亡くなる「逆縁」の場合、親が火葬場へ行ってはいけないという風習があります。
    我が子が火葬される姿を目にすると精神的に苦しいだろうという配慮から、そういった風習が生まれたのでしょう。
    とはいえ、絶対に親が火葬場へ行ってはいけないわけではありません。
    最近では火葬に立ち会い、最後の姿を見送る方も多くいらっしゃいます。  
    火葬にかかる費用の目安
    火葬にかかる費用の目安は、一概に言えません。
    というのも、火葬場によって火葬料金や待合室の使用料の金額設定が異なるからです。 例として、神戸市にある火葬場の火葬料金をご紹介します。
    「大人」「小人」「死産児」に区分されており、それぞれ「市内者」と「市外者」によって火葬料金が異なります。 ■ 大人
    市内者:12,000円
    市外者:36,000円 ■ 小人(しょうにん)  ※10歳未満
    市内者:6,000円
    市外者:18,000円 ■ 死産児
    市内者:2,400円
    市外者:7,200円 なお神戸市の場合、生活保護受給者は火葬料金が減額されることがあります。
    神戸市立斎場条例成功規則第3条により、生活保護法による葬祭扶助等を受ける者が斎場を使用する際は、使用料の5割相当額の減額が可能となっています。 余談になりますが、平安祭典のご葬儀プランでは、ご葬儀を行なう際に必ず1つは骨壷をお付けしています。
    ご希望があればランクアップという形で色・柄付きの壷・箱に変更したり、サイズを大きくすることも可能です。 ご遺骨をペンダントに入れたり、ダイヤモンドなどに加工する「手元供養」をされる方も近年増えています。
    手元供養については、###temotokuyou_toha###の記事で詳しくまとめていますのであわせてご覧ください。
     
    まとめ
    今回は火葬の意味、流れや所要時間、費用などについて解説しました。
    火葬は故人様とお別れする最後の機会ですが、流れなどが分からずお困りの方もいらっしゃるでしょう。 平安祭典では事前相談も承りますので、神戸・阪神間でご葬儀や火葬に関するお困りごとがございましたら、平安祭典(0120-00-3242)まで気兼ねなくお問い合わせください。

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  • 【お布施のマナー】不祝儀袋(封筒)の書き方や渡し方

    マナー・知識


    公開日:2021年12月6日
    御布施について「いつ、どこで、誰が、何に入れて、どのように渡すか」はご存じですか?
    これもしっかりとしたマナーがあるのですが、ネットの情報が正しいか不安になることもありますよね。 今回は御布施袋の選び方や準備する際の注意点など、仏式の場合を例に解説していきます。
     
    [@目次@]
     
    御布施を入れる不祝儀袋・封筒の選び方 基本的に御布施は、不祝儀袋もしくは無地の白い封筒や奉書紙でお包みします。
    どちらを使用するかは、特に決まりがあるわけではありません。 お住まいの地域の風習や、お包みする金額によっても変わるので、それぞれのタイプについて選ぶ際の注意点などご紹介します。
    ・ 不祝儀袋
    御布施や御香典を包む際に使う、水引がついたタイプのものを「不祝儀袋」といいます。
    水引がついた袋自体はご祝儀などでも使用することがあるかと思いますが、水引の色や結び方、表書きなどによって区別されるので、選ぶ際には注意が必要です。
    ご葬儀の御布施袋として使用される場合は、水引の本数は偶数で、色は黒白もしくは双銀のものを選ぶと良いでしょう。
    水引の結び方にも意味があり、弔事で用いられるものは「結び切り」や「あわじ結び」が一般的です。
    関西地方では特に、ご法要の際の御布施などで黄白の水引がついた不祝儀袋を使用することもあります。 「水引」「不祝儀袋」については###sougi_noshi###でも詳しくご説明しています。
    ・ 奉書紙や封筒
    地域によっては、ご寺院にお渡しする御布施は、水引の付いた不祝儀袋ではなく、奉書紙や無地の白い封筒で包むことも多いです。
    奉書紙でお包みする方がより丁寧で望ましいですが、ご法要の御布施など、比較的お渡しする金額が少ない場合は、無地の白い封筒を使うこともあります。
    ただし、封筒でお包みする場合は、郵便番号の記入欄が印刷されていたり、色や柄が入っているものは避けましょう。
    奉書紙を使う場合は、中袋(奉書紙よりひとまわり小さい白封筒)もしくは半紙で現金を包んだうえで、奉書紙で包むことをおすすめします。 なお、どちらの様式の御布施袋を使用しても、御布施に使用するお札はすべて新札を用意し、表向きで肖像画が上になるように包みましょう。
     
    御布施袋の書き方
    御布施袋に表書きやお名前を書く際、いくつか決まりがあります。
    地域や宗旨・宗派、ご寺院のお考えによって異なる場合もありますが、一般的なものをご紹介します。 ・ 濃墨を使用
    「御布施」はご寺院への感謝の気持ちを表すために、きちんと準備をしてお渡しする物なので、濃墨(普通の濃さの墨)を使用します。
    逆に、参列者の立場で喪家にお渡しする「御香典」は、薄墨で書くことがマナーとされるので注意が必要です。
    御香典に薄墨を使用する理由は諸説ありますが、「訃報を受けて急いで駆け付けたのでしっかりと墨を磨る時間もなかった」もしくは「涙で墨が薄くなってしまった」とお悔やみの気持ちを表す為であるとされます。 ・ 表書き
    不祝儀袋の場合は水引の上段に、封筒の場合も表面の真ん中より少し上の位置に、お渡しする目的を示すことを「表書き」といいます。
    ご葬儀の際にご寺院にお渡しする場合は「御布施」が一般的です。
    また、神式では「御礼」や「御祭祀料」など、キリスト教式では「御礼」や「献金」などの表記が用いられることもあります。
    上記はあくまで一例であり、宗旨・宗派によらず、地域やご寺院のお考えによっても記入の仕方は変わってくるので、必ず事前にご確認いただくのが良いでしょう。 ・ 名前 基本的には名字のみを「表書き」の下(水引がある不祝儀袋の場合は、水引の下段)に記入することが多いですが、檀家に同じ名字の方(親戚など)が多い場合は、「喪主のフルネーム」で記入した方がご寺院にとって分かりやすいという場合もあります。
    また、故人と喪主の名字が違う場合に「●●(△△)」など、両者の名字をかっこ書きすることもあります。
    ただし、「御布施」は「御香典」と違い、喪家を代表して喪主からご寺院へ渡すものなので、たとえ兄弟であっても連名で名前を書くことは基本的にありません。 ・ 金額や住所の表記 御香典と違いお布施は、必ずしも金額や住所を記入する必要はありません。
    もし記入する場合は、中袋の表に金額、裏に住所を記入するようにしてください。(封筒を使用されるならどちらも裏側に記入)
    金額の記入には、改ざんを防止するために、壱、弐といった「大字」を使用することが一般的です。
    また、金額の頭に「金」と入れ、単位として「圓也」と最後に記入します。 例:100,000円(十万円)→金壱拾萬圓也

     
    御布施を渡すタイミングと渡し方
    ここまで完璧に準備していても、渡し方を間違い、ご寺院に失礼があってはいけません。
    御布施は葬儀·告別式の開式前に挨拶をする時か、あるいは葬儀後に御礼の挨拶をする時にお渡しすることが一般的です。
    ただし、葬儀後はそのまま火葬場へ向かい、聖職者とゆっくりお話しする時間もない…ということも多いので、ほとんどの場合、御布施は開式前の挨拶の段階でお渡しします。 お渡しする際は、直接手に持つのではなく、黒いお盆(切手盆)に乗せるか、袱紗(ふくさ)に包んでお渡しするのが一般的なマナーです。袱紗の色は、寒色系あるいは濃い紫などを選ぶと良いでしょう。
    葬儀場によっては切手盆があらかじめ準備されている場合もあります。
    (平安祭典では、黒無地の切手盆をご用意していますので、ご入用の際はお申し付けください) 上記は、あくまで一例であり、ご遺族の都合でお通夜の前にお渡ししたり、初七日法要の後でお渡ししたりといったケースもあります。
    基本的に、ご遺族とご寺院のあいだで共通認識ができていれば問題ありません。 【袱紗の使い方(包み方)】
    1.袱紗をひし形にして広げる
    2.不祝儀袋をそれぞれ中央より少し右に置く
    3.四つ角を(右)、(下)、(上)の順に中央に折り込む
    4.(左)を折り、裏へ折り返して完成。 【袱紗での渡し方】
    ご寺院にお渡しする直前に、御布施を取り出し、袱紗をたたみ、たたんだ袱紗の上に御布施を置きます。
    「御布施」とご寺院が読めるような向きにして、袱紗ごとお渡しします。  
    まとめ
    いかがでしたでしょうか?
    ご葬儀の準備には、気を使うことや細かな配慮が多いですが、一つひとつ丁寧に準備することで、ご寺院との信頼関係にも繋がります。
    準備をしながら、「これで大丈夫?」と不安になったり迷ったりすることもあるでしょう。
    そんな時は、気兼ねなく平安祭典(0120-00-3242)までご連絡ください。
    少しでも皆さまのお力になれたら幸いです。 御布施の意味や金額の相場については###ofuse_kingaku###の記事に詳しくまとめていますのであわせてご覧ください。

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  • 【お布施の相場】ご葬儀・法要の際の一般的な金額は?

    マナー・知識


    公開日:2021年12月6日
    ご葬儀や法要などで準備が必要な「御布施」についてご存じですか?
    教えてもらう場面もあまりなく、人に聞きづらい内容でもあるので、「実はよく知らない」という方も多いのではないでしょうか? ここでは、御布施について解説いたします。
    また、御布施と併せて準備が必要な「お車代」(以下「御車料」)や「お食事代」(以下「御膳料」)についても解説いたします。  
     
    御布施とは?
    御布施とは、先祖供養をしていただくご寺院への感謝の気持ちとしてお渡しするものです。
    「ご寺院の読経・お勤めへの対価としてお支払いするもの」と思われがちですが、本来「御布施」とは、ご寺院を通してご本尊に寄進するものです。
    納められた御布施は、ご寺院で行なう行事の運営費や、建物・設備の修繕費など、ご寺院の活動を支える費用として使われます。 昨今では、現金を包んでお渡しすることが当たり前となっていますが、昔は、お米などの農作物や、家財道具、反物(着物)など、様々なものが「御布施」として納められていたそうです。
    それを聞くと、本来の「御布施」の意味がイメージしやすいかもしれませんね。  
    御布施の金額、相場は?
    ご葬儀、法事・法要を行なう際は、その都度「御布施」をお渡しするのが一般的です。
    御布施は、感謝の気持ちとしてお渡しするものですので、一概に「いくら」という基準はありません。
    結婚式のように偶数を避けるといったマナーも御布施にはありません。 ただ、金額が多ければ多いほど良いという訳ではありませんが、少なすぎると失礼になる場合もあります。
    宗旨・宗派、地域によって様々なうえ、ご寺院のお考えによって金額が決まっていることもあります。
    ご寺院と良い関係を続けるためにも、お互い不快にならないように気を付けたいところです。 ここでは、「金額の相場」の一例をご紹介しますので、ご参考としてお役立てください。
    ・ ご葬儀 10~30万円(戒名料・院号料は除く)
    ※ご葬儀のお布施の金額は特に、地域や宗旨・宗派によって大きく異なります。
    わからないことがあれば、まずはご寺院に確認する方が良いでしょう。 ・ 忌明け法要(四十九日法要) 3~5万円
    ・ 新盆・初盆 3~5万円
    ・ 初盆以降のお盆 5千~2万円
    ・ 年忌法要(一周忌法要、三回忌法要、七回忌法要など) 3~5万円
    ・ 納骨式 2~5万円
    ※忌明け法要(四十九日法要)と同日に納骨式をする場合でも、別途準備する必要があります。  
    お車代やお食事代は必要?
    ご寺院をお呼びする際には、「御車料」と「御膳料」をお渡しするのが一般的です。
    御車料とはお車代(交通費)のことを指し、御膳料とはお食事代のことを指します。
    御車料や御膳料は、御布施とは別に準備する必要がありますのでご注意ください。 ここでは御車料、御膳料の「金額の相場」の一例をご紹介します
    ・ 御車料 5千~1万円
    ・ 御膳料 5千~1万円
    ※御車料・御膳料は不祝儀袋(ぶしゅうぎぶくろ)や無地の白い封筒に、まとめて1枚で包んでも、それぞれ包んでも、どちらでも問題ありません。
    ※地域や宗旨・宗派によって異なる場合がありますのでわからないことがあれば、まずはご寺院に確認する方が良いでしょう。  
    まとめ
    ここでは「御布施」「御車料」「御膳料」についてご紹介しました。
    中でも「御布施」は宗旨・宗派や地域によって相場が変わるため、どうしたら良いか特に悩まれる点かと思います。
    「直接ご寺院にお金のことは聞きにくい…」と感じるかもしれませんが、困った時は素直に、ご寺院にご相談することをおすすめします。
    何かお手伝いできることがございましたら、気兼ねなく平安祭典(0120-00-3242)までご連絡ください。 御布施を用意する時のマナーについては、###ofuse_manner###の記事に詳しくまとめていますのであわせてご覧ください。

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  • 【社葬・お別れ会の参列マナー】御香典や服装について

    マナー・知識


    公開日:2021年11月15日
    企業が主体となって運営を執り行なうご葬儀として、「社葬」や「合同葬」、「お別れ会」または「偲ぶ会」などがあります。
    一般的なご葬儀との最大の違いは、ご葬儀に掛かる費用の一部またはすべてを、企業が負担する点です。 社葬は一般的なご葬儀と比べると規模が大きくなることも多く、会社と関わりのある、取引先の方が多く参列することになります。
    そのため、社葬に参列する際は、マナーには十分に気を付ける必要があります。 今回は社葬へ参列する際の御香典や服装などのマナーについて、ご説明いたします。
    社葬の形式や流れなどは###syasou_toha###の記事で詳しくご説明しています。
     
     
    社葬でマナー違反にならない服装は? 基本的には「故人を追悼する」という趣旨であるため、通常の葬儀・告別式に参列する際と同じく、喪服を着用するのが一般的です。
    ただし、自由葬形式で行なわれる「お別れ会」などでは特に、案内状に「平服でお越しください」といった記述がある場合があります。
    「できるだけ普段に近いリラックスした雰囲気で故人を偲んでほしい」または「できるだけ参列者の負担にならないようにしたい」という開催側の意向を反映した文言ではありますが、平服にも様々な解釈があるので、どのような服装なら失礼にならないのか迷ってしまう方も多いでしょう。 平服での参列の案内があった場合、可能であれば一般的なご葬儀に参列する際と同じ装いをすることが無難ですが、男性ならダークスーツに白シャツ、女性なら男性と同じくダークスーツかフォーマルなデザインのワンピースなどでも問題ありません。
    派手な色・柄のシャツ、アクセサリーなどは避け、華美に見えたり、カジュアルになりすぎないように注意しましょう。
    ご葬儀の服装については###sougi_midashinami###で詳しく解説しております。
     
    社葬の御香典について
    社葬における費用は、基本的に企業が負担します。
    ご葬儀に係る全ての費用を経費として支払う場合もあれば、自社の社葬規定に定められた範囲内で企業が負担し、一部はご遺族が負担するという場合もあります。
    金額(予算)や負担の割合(項目、科目など)は企業によって異なるため、明確な基準はありません。
    ここで問題となるのが、参列者から受け取る「御香典」です。
    社葬は企業が費用を経費として負担しているため、御香典を会社側が受け取ると「収入」とみなされ、課税対象となります。
    なお、参列者から受け取る御香典に関しては、以下のように規定されています。 ”No.5389 社葬費用の取扱い
    [令和3年4月1日現在法令等]
    法人が、その役員又は使用人が死亡したため社葬を行ない、
    その費用を負担した場合において、
    その社葬を行なうことが社会通念上相当と認められるときは、
    その負担した金額のうち社葬のために通常要すると認められる部分の金額は、
    その支出した日の属する事業年度の損金の額に算入することができます。
    また、会葬者が持参した香典等については、
    法人の収入としないで遺族の収入とすることができます。
    (法基通9-7-19)” 引用:国税庁「No.5389 社葬費用の取扱い」のページ
    「では御香典はすべてご遺族に渡せば問題ないのではないか?」と思うかもしれませんが、御香典を受け取った場合、今度はその金額に応じた返礼品(香典返し)を準備しなければいけません。
    では、その手配や支払いは誰が、いつするのでしょうか?
    御香典を全てご遺族にお渡しする場合、それらの準備をご遺族の方にお任せすることになります。 会社が主体となって執り行なうご葬儀において、場合によってはご遺族に大きな負担を掛けることになるので、
    社葬全般では御香典を辞退することも多いです。 社葬に参列する際には、まずは、御香典に関するご意向を確認しましょう。
    「香典辞退」という通知があれば、参列に際し御香典を用意する必要はありません。
    参列の直前まで御香典に関する意向が分からない場合は、念のため準備しておいて、受付での案内に合わせて対応を変えるのも良いでしょう。 一般的な相場は3万円〜5万円ですが、役職や、故人との関係性にもよります。
    場合によっては10万円~20万円、それ以上の金額をお渡しすることもあります。 御香典に関するマナーに関しては###kouden_manner###で詳しくご紹介しています。
     
    まとめ
    今回は社葬について、御香典や服装など参列の際の注意点をご紹介いたしました。
    社葬に参列する際は、関係各所に失礼のないよう、気を付けなければいけないことも多いでしょう。
    とはいえ、社葬は規模こそ大きくなりがちですが、本質的には一般的なご葬儀と変わりません。
    マナーももちろん大切ですが、故人を偲び、ご遺族に寄り添う気持ちを何よりも心掛けましょう。 平安祭典では社葬を行なうことが可能です。詳細は下記のページをご覧ください。
    ■平安祭典の社葬
    https://www.heiansaiten.com/plan/shasou/ また、社葬に限らず、ご葬儀・ご供養に関する各種ご相談も承っています。
    神戸・阪神間でお困りごとがございましたら、平安祭典(0120-00-3242)まで気兼ねなくご相談ください。

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  • 副葬品とは?棺の中に入れることができるもの・できないもの

    マナー・知識


    公開日:2021年11月8日
    納棺の際には、故人様が愛用されていた品々を棺に納めますが、これらの品々を
    「副葬品」と呼びます。皆さまは、副葬品を棺に納める際に、いくつかのルールが存在することをご存知でしょうか。 今回は、副葬品として棺の中に納めることができるもの、納めることができないもの、さらに棺に納めたいとご要望があったもの、お客様に喜んでいただいた副葬品についてご説明します。
     
     
    副葬品として納めることができるもの
    副葬品として納めることができるのは、基本的に燃やすことができるものです。
    ちなみに、副葬品としてよく選ばれているものは、故人様への想いをしたためた手紙、故人様が身に付けられていた衣類や小物、大切にされていたものなどです。
     
    副葬品として納めることができないもの 副葬品として納めることができないものは、燃えないもの、燃えるのに時間がかかるものです。
    その他にも火葬場のルールとして、燃やす時に有害物質が発生するものや、火葬炉を傷めるものは副葬品として納めることができません。
    ・ 金属製品、ガラス製品
    これらは燃え残りやすく、溶けたものがご遺骨や火葬炉に付着し傷つけることがあります。 ・ プラスチック製品、ビニール製品
    これらを燃やすと有害物質が発生したり、化学反応を起こし、ご遺骨に影響を与えることがあります。 ・ 分厚い書籍など
    ページ数の多い書籍やアルバムなどは、燃えるのに時間がかかるため避けましょう。 ・ 大きな果物など
    大きな果物など水分が多く大きいものは、不完全燃焼を引き起こす可能性が高くなります。 ・ 納骨せずに自宅で祭っていたご遺骨やペットの骨
    故人様以外のご遺骨は、例えペットのものであっても副葬品として納めることができません。 ・ 衣類(着物、スーツなど)
    衣類を大量に入れると、不完全燃焼が起こりやすく灰の量も増えるため、1~2着にします。
    化学繊維やビニールなどは、燃やすと有害物質が出るため避けましょう。 燃えない装飾品は事前に外しておきます。毛布も不可です。
    ・ 革製品、肉、魚などの食品関係
    革製品は、燃えずにそのまま残ることもあるため、納めることができません。また、殺生の観点から、肉や魚など食品関係をお断りすることもあります。 ・ 存命の方(特に身内以外)が写っている写真
    写っている人が一緒にあの世に連れていかれるという言い伝えがあります。 ご本人が気にされなければ問題ないですが、身内以外が写っている場合は避けた方が無難でしょう。
    ・ メガネ、補聴器など
    火葬場の規制や、ご遺骨がきれいに残らないというリスクがあります。 「これがないとおばあちゃんが困る」などと言われることも多く、とても心苦しいですが、あの世は迷いや苦しみのある現世とは異なり、そういったお困りごとはない世界と言われていますのでご安心ください。
    ・ ペースメーカー
    こちらは副葬品ではありませんが、体内にペースメーカーを装着されている場合には、必ず事前に申告してください。
    火葬の際に爆発する恐れがあり、大変危険です。 また、副葬品を極力入れないことで、ご遺骨がきれいに残りやすくなります。どうしても納めてあげたいものだけにすると良いでしょう。
     
    棺に納めたいとご要望があったもの 以下は、実際に棺に納めたいとご要望があったものです。
    注意点も併せてご説明しますので、参考にしてください。 ① 故人様の嗜好品
    ・ 酒、ビール
    →缶や瓶は燃えないので中身を注ぐ、あるいは紙パックのものを使用します。
    ※副葬品用の木製のビール瓶などもあります ・ タバコ
    →ライターは不可のため、マッチと共に納めます。 ・ ぬいぐるみ
    →ぬいぐるみは、大きなものは不完全燃焼の恐れがあります。 ・ 釣り竿、ゴルフクラブ
    →カーボン製は、火葬炉の故障を引き起こす可能性があり、棺の中に入れることができません。
    ※副葬品用の木製のゴルフクラブなどもあります ・ 競馬新聞、ゴルフウエア、帽子、スカーフ
    ② 故人様の遺作(作品)、コレクション
    ・ 絵画、写真(風景)、折り紙
    ・ 写経、朱印帳
    ・ おいづる(西国三十三所巡礼用白衣)  ③ 故人様が使用されていたもの(ないと困るもの)
    ・ 杖(木製)、入れ歯
    →入れ歯を口に入れるのが難しい場合は、足元などに納めます。 ・ メガネ
    →メガネはご葬儀までかけて、出棺前のお別れ時に外すと良いでしょう。
    ※副葬品用の木製のメガネなどもあります ④ 故人様が仕事で使用されていたもの
    ・ 作業服、手帳、専門職の道具
    副葬品として納めることができるもの、納めることができないものは、地域や火葬場によって異なります。葬儀社にご確認ください。
     
    お客様に喜んでいただいた副葬品
    最後に、平安祭典からのご提案で、お客様に喜んでいただいた副葬品の事例をご紹介いたします。
    ・ 担当者が作成したオセロ、将棋、マイク(全て紙製)
    →そのものは納めることができないので、担当者が紙で作ってお渡ししたことがあります。
    お客様はとても喜んでくださり、私共も大変励みになりました。 ・ 木製の将棋の駒
    →盤は不可なため、駒を副葬品として納めることをご提案しました。 ・ 革製カバンを写真に撮り印刷したもの
    →革製のカバンを写真に撮り、紙に印刷しました。 ・ 食べ物
    →少量であれば小さく切ってお納めできます。 ・ 色紙
    →皆さまに寄せ書きをしていただきました。 ・ 自宅の古い木製の表札
    →家族のために自宅を築いてくれた証として納めました。 このように、本来は棺の中に納めることができないものも、工夫次第で納めることができるケースがあります。まずは、葬儀社にご相談ください。
    また、棺の中に納めてあげられなかった故人様の愛用品を、別の形でご供養することも可能です。
    平安祭典では、専用の袋に遺品を納めていただき、回収してご寺院にご供養していただく有料サービスをご案内しております。
     
    エンディングノートにご希望が記されていることも
    いかがだったでしょうか? 副葬品として棺の中に納めるものについては、故人様が生前に残されたエンディングノートなどに、ご希望を記されていることもあります。
    その場合は、可能な限り、故人様の願いを叶えてあげられると良いですね。
    エンディングノートについては###endingnote_kakikata###の記事で詳しくご説明しております。
    神戸・阪神間で、ご葬儀・ご供養に関するお困りごとがございましたら、
    平安祭典(0120-00-3242)にご相談ください。

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  • 遺影写真の決まりとは?サイズや飾り方など

    マナー・知識


    更新日:2024年9月22日 公開日:2021年10月4日
    故人様を偲ぶ上で、遺影写真は大切なものの1つです。
    しかし、遺影写真を準備される際に、知識がないと困ることもあります。
    特に遺影写真のサイズや、額縁、飾り方などは、どうすれば良いかわからないと感じてしまう方が多いと思います。 今回は遺影写真を準備されるにあたって、知っておきたいポイントをいくつかご紹介します。
     
     
    遺影写真とは?どこに飾る?
    そもそも遺影写真とはどういったものなのでしょうか?
    遺影写真はお通夜やご葬儀で飾る、故人様の写真です。
    遺影写真を見ることで、故人様の人柄や、故人様との想い出を振り返ることができます。 以前はかしこまった表情の遺影写真にされることが一般的でしたが、最近は故人様らしい遺影写真にすることが多くなってきています。
    故人様らしい写真を選ぶことで、故人様をより身近に感じることができるでしょう。また、飾る場所もポイントになってきます。 ご葬儀が終わり、ご自宅に遺影写真を持ち帰った際、どこに飾れば良いでしょうか。
    遺影写真は一般的に、四十九日までは、ご遺骨や位牌と一緒に後飾り祭壇にご安置します。
    その後は、仏壇の近くや仏間に飾ることが多いです。 ご自宅に仏間がない場合は、床の間やリビング、寝室などに飾ることもあります。
    また、以前は鴨居や長押(なげし)に取り付けることがありましたが、近年では小さなフォトフレームなどで遺影を飾るケースも増えてきています。 いずれにしても、部屋のどこでも、故人様を感じることができる場所に遺影写真を飾ると良いでしょう。
     
    遺影写真のサイズは?
    基本的に、遺影写真のサイズに決まりはありません。
    ただし、用途を考えると、主に祭壇に飾るサイズと、仏壇周りに飾るサイズの2つに分かれます。

    祭壇に飾る遺影写真は、遠くからでも見える必要があるため、
    四つ切りサイズ(254mm×305mm)が主として用いられます。
    仏壇周りに飾る遺影写真は、キャビネサイズ(130mm×180mm)や
    L版(89mm×127mm)のものが用いられます。 もちろん、これら以外でも、遺影写真を持ち歩きたい方や、部屋に小さく飾りたい方もいらっしゃるかと思いますので、用途に合ったサイズをご用意ください。
     
    額縁の選び方、飾り方に決まりはある? 額縁の選び方ですが、決まりやルールはありません。
    以前は、額縁は黒というイメージがあったかもしれませんが、現在は故人様の人柄なども考慮し、色や素材を選ばれる方が増えています。 例えば、ピンクなどの明るい色の額縁、アルミや樹脂などの素材でできた額縁など、おしゃれな額縁が選ばれています。
    遺影の飾り方で注意すべきポイントは、遺影写真を飾る場所です。
    仏壇の中に遺影を飾るのは避けましょう。本来仏壇は本尊を祀る場所ですが、遺影写真を仏壇の中に飾ると本尊が隠れてしまいます。仏壇の中ではなく、仏壇の近くに机などを用意して、そこに飾るようにしましょう。 また、仏壇の真上に飾ると、仏様を見下しているようになり、失礼にあたるので、「仏壇の真上を避けた見やすい場所」に飾るようにしましょう。
     
    遺影写真を処分する方法は? 遺影写真には宗教的な意味合いはないため、処分の仕方についての決まりはありません。
    自分でも処分できますが、ゴミの日に捨てるような処分の仕方はどうしても心苦しいですよね。
    ご自宅での保管が難しいけれども、しっかりと処分したい方は、ご寺院(お寺)や神社で供養してもらい、お焚き上げをしてもらうのが良いでしょう。
    まとめ
    今回は遺影写真のサイズや、額縁、飾り方など、遺影写真を準備されるにあたって、知っておきたいポイントをご紹介しました。
    以前と比べると、遺影写真に対するイメージも変わってきており、故人様らしい形で飾られることが多くなっています。
    遺影写真のサイズは、ご葬儀に使用する大きなサイズ、仏壇周りに飾る小さなサイズなど様々で、用途に合ったサイズを選択できます。
    また、大きなサイズの遺影写真を小さなサイズに作り替えることもできますので、サイズの変更をご希望の方は、葬儀社に相談してみてください。 何よりも大切なのは故人様を偲び、想うことですので、形式にこだわり過ぎる必要はありません。
    遺影に関しては###ieisyashin_erabikata###でも紹介しております。
    平安祭典では、神戸・阪神間でのご葬儀についてのご相談も承っております。
    気兼ねなくお問い合わせください(0120-00-3242)  

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