葬儀の基礎知識

仕上げ料理・お骨揚げ

仕上げ料理

お骨揚げの間、ご親族およびお世話になった各係の方々(受付役など)にお礼と労いの意を込めて、お料理でおもてなしをします。また故人様を偲ぶ意味もあります。喪主から簡単な挨拶をされることもあります。(長時間にわたりお世話になったことへの感謝と労をねぎらい、今後のお付き合いに関することを述べます)。 地域によっては、精進揚げ・精進落としと呼ばれることもあります。本来なら肉・魚・酒を謹んだ食事をしますが、現在は様々な食材をいただきます。

仕上げ料理の際に何か用意するものはありますか?
食事会場に位牌を安置し遺影写真を飾ります。また、故人様用のお食事を「お供え膳」として皆様と同じ料理を用意いたします。
親しかった方へ、葬儀当日に食事に招いても大丈夫ですか?
問題はありません。事前に食事にお招きしたいことをお伝えし、ご都合が合うか確認してください。このような場合もございますので、足りないことがないように、多めに手配することをお勧めします。

骨揚げ

火葬場へ行きます。その際、納骨時に必要な「埋火葬許可証」を渡されますので、大切に保管します。

お骨を分けることはできますか?
可能です。ただし、2か所に分けてお墓などに収める場合は分骨証明書が必要となります。火葬前日までに葬儀社にお伝えください。