お通夜、葬儀・告別式に参列するときの流れとマナー

当記事では、お通夜、葬儀・告別式に参列する際の準備から当日の動き、式後の振る舞いまでを時系列で解説します。

参列時の持ち物チェックリストや図解もご確認いただけますので、記事を見ながら参列の準備をしていきましょう。

参列前に準備するもののチェックリスト

お通夜、葬儀・告別式に参列される場合は、以下のものを持参します。

抜けや漏れがないよう、事前に確認しておきましょう。

持ち物 備考
喪服 準喪服もしくは略式喪服
※詳細はこちら
数珠 宗派を問わない略式数珠で可
※詳細はこちら
御香典 袱紗(ふくさ)に入れて持参
※詳細はこちら
ハンカチ 白もしくは黒の落ち着いたデザイン
着替え 気候など必要に応じて準備
財布 御香典だけ持参し財布を忘れないよう注意

お通夜当日の流れとマナー

お通夜当日は、下図のような流れになります。

各ポイントで抑えておきたい注意点やマナーをご紹介します。

 

会場到着→受付→着席→読経→焼香→通夜ぶるまい→帰宅

 

受付と芳名帳の書き方


開式20分前には会場に到着しておき、受付で記帳します。

受付の際に御香典をお渡ししますが、お渡しするときは「この度はご愁傷様です」など、お悔みの言葉を添えることがマナーです。

なお、記帳の仕方は参列の仕方によって異なります。

以下を参考になさってください。

 

■個人で参列する場合

住所は都道府県から番地・建物名まで省略せず、氏名はフルネームを楷書で記入します。

例)〒123-4567 東京都〇〇区〇〇1-1-1 〇〇マンション501 山田太郎

 

■夫婦で参列する場合

代表者の住所を記入し、氏名は代表者名+「(内)配偶者名」または小さく並記します。

例)〒123-4567 東京都〇〇区〇〇1-1-1 〇〇マンション501 山田太郎 (内)花子

 

■家族で参列する場合(夫・妻・子など複数名)

世帯主の住所を記入し、氏名は「代表者名 他一同」とします。スペースがあれば子どもの名を小さく追記します。

例)〒123-4567 東京都〇〇区〇〇1-1-1 〇〇マンション501 山田太郎  他一同

 

■個人で参列する場合(仕事関係)

自宅住所が基本です。氏名の横または下段に会社名・部署・役職を添えます。

例)〒123-4567 東京都〇〇区〇〇1-1-1 〇〇マンション501 株式会社〇〇 〇〇部 山田太郎

 

■部署・社員一同など団体で参列する場合(仕事関係)

会社所在地を記入し、氏名欄は部署名+「一同」など団体名でまとめます。

例)〒756-4321 東京都〇〇区〇〇1-2-3 株式会社〇〇 〇〇部 一同

 

■会社代表として参列する場合(仕事関係)

会社所在地を記入し、会社名を主体に代表者名・役職を明記します。

例)〒756-4321 東京都〇〇区〇〇1-2-3 株式会社〇〇 代表取締役 鈴木一郎

焼香のマナー


受付をすませて着席した後はご寺院の読経に続き、焼香が行なわれます。

焼香はご遺族→ご親族→友人・知人の順番が一般的です。

焼香の回数やマナーについては決まりがあるため、不安な方は以下の記事でご確認ください。

 

関連記事:正しい焼香のやり方とは?回数や作法(マナー)を解説

通夜ぶるまいの招かれ方


通夜ぶるまいとは、喪主やご遺族がお通夜の参列者をもてなすために設ける会食の場です。

招かれたらできる限り辞退せず、案内された席に着きましょう。

故人様と関係のない話をすること、大声で笑うこと、酔っぱらうことはマナー違反にあたります。

お酒はたしなむ程度にとどめ、会話も控えめな声で行ないましょう。

 

なお、時間の都合でやむを得ず通夜ぶるまいを辞退する場合は、ご遺族に「勝手ながら失礼いたします」と小声で伝え、退席します。

 

関連記事:【通夜ぶるまい】料理内容・費用・流れ・マナー・を解説

葬儀・告別式当日の流れとマナー

葬儀・告別式は下図のような流れで進行し、所要時間は約1時間です。

参列に際して失礼にあたることがないよう、各ポイントの注意点やマナーをご確認ください。

 

受付→着席→ご寺院入場→読経→弔電の披露→ご遺族焼香→会葬者(参列者)焼香→ご寺院退場→ご遺族代表挨拶→退場

受付の仕方


開式 20〜30 分前を目安に会場へ到着しましょう。

コートやマフラーを入口で脱いでから受付に進み、記帳します。

御香典をお渡しする際は表書きを正面に向け、両手で差し出しながら「この度はご愁傷さまです」 とお悔みの言葉を添えます。

当日返し(御香典への返礼品)がその場で渡される場合は、両手で受け取り「恐れ入ります」と一言添えてください。

 

関連記事:当日返しとは?ご葬儀当日の香典返しについて解説!

 

読経中のマナー


司会者からの開式案内またはご寺院の合図で合掌します。

その後読経が始まったら、私語やスマートフォンの操作を控えます。

小さなお子様をお連れの方は後方席に座り、泣き出した場合などは一旦退室しましょう。

焼香の流れ


案内係の指示で焼香台へ進みます。

ご遺族に一礼した後、遺影写真に向かって一礼 → 焼香 → 合掌して一礼の所作を静かに行ない、遺族席に一礼して自席へ戻ります。

長い列の場合は前の方との間隔を詰め、焼香がすんだら速やかに移動しましょう。

 

関連記事:正しい焼香のやり方とは?回数や作法(マナー)を解説

お別れの儀~退館


ご遺族代表の挨拶が終わると、司会または係員の誘導で故人様とのお別れを行ないます。
棺に生花を入れて最後のお別れを行なった後、棺の蓋を閉めて出棺という流れが一般的です。
係員の指示に従い、式場の外へ出ましょう。

 

退場後は帰宅することもあれば、出棺・火葬へ同行するケース、会食に参加するケースもあります。

清め塩を受け取ったら

清め塩(お清め塩)とは、お通夜やご葬儀で挨拶状や供養品と一緒に配布される小袋に入った塩のことです。
神道由来の「穢れ払い」を簡素化したもので、参列者の体を清めるという意味合いで使用します。

 

近年は清め塩を配布されることが少なくなっていますが、受け取った場合は帰宅時(玄関をまたぐ前)にお使いください。
清め塩を使う際の手順など、詳しくは下記の記事で解説しています。

 

関連記事:清め塩の正しい使い方とは?食塩でも代用可能?

へいあん知恵袋
へいあん知恵袋