へいあんオフィシャルブログ メモリアル・ノート
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マナー・知識

訃報連絡のタイミング・伝える内容などお知らせの際の注意点

訃報の連絡先やタイミングについて

  更新日:2021年8月13日  公開日:2021年7月5日

大切な方が亡くなった際に、ご遺族が最初に行なうことは訃報連絡です。故人様と関わりがあった方々に訃報をきちんとお知らせすることで、故人様と悔いのないお別れをしていただくことができます。

今回は、訃報連絡のタイミングや内容、気をつけるべきことをご紹介します。

訃報連絡の返信については『【例文】訃報とは?訃報の連絡にはどう返信すれば良い?』で詳しくご説明しております。

 

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訃報連絡のタイミング

大切な方が亡くなった際に、訃報をお知らせするタイミングは2つあります。

① 亡くなった直後にすぐにお知らせする
② 葬儀日程が決まってからお知らせする

まずは亡くなった直後に、ご家族やご親族など、すぐに連絡を取らなければならない方にご連絡し、その後、葬儀日程やご葬儀の場所が決まってから、その他の方々も含めて改めてご連絡すると良いでしょう。

訃報をお知らせする順序訃報をお伝えする順序

訃報連絡は、まず、その場にいないご家族やご親族など、故人様と血縁の深い近親者から優先的に行ないます。
とりわけ遠方に住んでいる方は、移動に時間を要するため、早めにご連絡しましょう。

ご親族をどこまで呼ぶかは、お付き合いの度合いによっても異なりますが、「親族の三親等」が一つの目安です。

故人様と親しくされていたご友人・知人、そして故人様が会社勤めであれば、会社の関係者の方々にもご連絡します。後々トラブルにならないためにも、漏れのないようにしましょう。

また、近隣の方々にも忘れずに訃報連絡をしましょう。お住まいの地域によっては、自治(町内)会が冠婚葬祭に深く関わっているケースもあります。その場合には、自治(町内)会長にお知らせします。

訃報連絡の内容

訃報連絡としてお知らせするのは、主に以下の内容です。訃報連絡の内容

・ 故人様の名前
・ 通夜、葬儀・告別式の日時・場所
・ 喪主の名前・続柄など

ご葬儀の日時・場所が決定する前にご連絡する場合は、後ほど改めてご葬儀の日時・場所をご連絡する旨を伝えておきましょう。

また、あらかじめご葬儀の形式(仏式、神式、キリスト教式など)をお伝えしましょう。特に、仏式でない形式でご葬儀が執り行なわれる際には、参列者も準備がしやすくなります。

訃報連絡は、主に電話で行ないますが、近年ではメールを用いた訃報連絡も増えています。メールであれば、遠方からお越しになる方のために葬儀会場の地図を添付することなどもできます。

平安祭典では、WEBページを利用した訃報システムをご紹介しています。メール転送(拡散)により、お通夜、ご葬儀の情報を共有できるシステムです。正確・迅速に情報を送信でき、多くの方に訃報をお知らせできます。

WEBページを利用した訃報システム

訃報連絡の際に気をつけること

・葬儀社、ご寺院へのご連絡も忘れずに寺院に訃報連絡をする

ご親族などへの訃報連絡の第一報を済ませたら、ご葬儀の準備を進めるため、葬儀社やお付き合いのあるご寺院にもすぐにご連絡を入れましょう。
葬儀社・ご寺院と打ち合わせをして、ご葬儀の日時・場所が決まり次第、改めて正式な訃報連絡を行ないます。

・ご友人や知人関係への訃報のご連絡は、ご遺族がすべて行なう必要はない知人・友人への訃報連絡

故人様のご友人や知人関係へのご連絡、例えば、故人様が生前所属していた趣味や習い事のグループ、会社関係者への訃報連絡は、ご遺族がお一人おひとりに伝える必要はありません。

グループや会社関係の中の「この人に伝えたらみんなに連絡してくれる」という方にお伝えすれば良いでしょう。

・家族葬の場合も訃報連絡は先に行なう方が良い家族葬でも訃報を

訃報連絡は、基本的にご葬儀へのご参列をお願いする方々に対して行ないます。
しかし家族葬の場合など、近親者のみでご葬儀を執り行なう場合でも、ご友人や知人、特に会社関係や近隣の方など、故人様がお世話になった方々には、訃報連絡を行なっておいた方が良いでしょう。

訃報連絡を行なわないと、「なぜ知らせてくれなかったのか」とお叱りを受けることもあります。そのため、あらかじめ訃報をお知らせした上でご参列をご遠慮いただく旨、お伝えされることをお勧めします。

”エンディングノート”を活用し、連絡先リストを作成することもできる

平安祭典の事前相談

携帯電話の普及により、最近では、連絡先を携帯電話内で管理している人がほとんどです。
そのため、ご遺族が故人様の交友関係をすべて把握しきれず、ご葬儀の際に大変な思いをされることもあります。

そのようなご家族のご負担をなくすためにも、
”エンディングノート”を活用して、いざという時、ご自身の訃報を知らせてほしいご友人・知人関係の連絡先リストを、あらかじめ作成されてはいかがでしょうか。

 

平安祭典ではエンディングノートをご用意しています

平安祭典のエンディングノート

いかがだったでしょうか。今回は訃報連絡のタイミングや内容、気をつけるべきことをご説明いたしました。

最後にご紹介したエンディングノートですが、平安祭典でもエンディングノートをご用意しています。

エンディングノートについては『エンディングノートとは?書き方やメリット・デメリットについて』で詳しくご説明しております。

神戸・阪神間でエンディングノートをご希望の方は、平安祭典までお電話いただくか(078-856-6890)、お問い合わせ・資料請求フォームから「ご希望の資料」に「エンディングノート」をチェックしてご請求ください。