へいあんオフィシャルブログ メモリアル・ノート
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終活

エンディングノートとは?書き方やメリット・デメリットについて

終活のためのエンディングノート

公開日:2021年4月26日

近年、自分自身のご葬儀や相続について生前に準備する終活が注目されています。終活は、単に人生の終末に向き合う作業ではありません。終活を通じて自分自身を見つめ直し、人生の後半戦をより豊かにすることができます。

そして、終活の手助けとなるのがエンディングノートです。今回は、エンディングノートの必要性や書き方についてご説明します。

 

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いざという時に備え
記入しておくエンディングノート

いざというときの為にエンディングノートを作成する

エンディングノートとは、ご自身のいざという時に備え、ご自身の情報を整理したり、ご家族に介護やご葬儀の希望を伝えるために残すノートのことです。終活の一環として利用されているため、終活ノートとも呼ばれています。

ノートに情報を記入しておくことで、いざという時に、ご家族がスムーズに各種手続きを行なうことができたり、意思を尊重したご葬儀を執り行なってくれることでしょう。
仮にご家族が介護を行わなければならない際にも、ご自身の意思が尊重される可能性が高まります。

その他にも様々な情報を書き出すことで、ご自身の人生を振り返ることができます。これまでの人生を整理することで、残りの人生をより良く過ごすことができるでしょう。

 

エンディングノートには何を書くのか?

エンディングノートの書き方

エンディングノートには、どのようなことを書くのでしょう。

基本的に書き方や、書く内容に決まりはありません。ご自身の過去を振り返ったり、ご家族への想いを伝えたり、自由に書き記すことができるのがエンディングノートの良い点です。

エンディングノートは、あらかじめ記入項目が決まっているものがほとんどです。もちろん、無理にすべての項目を埋める必要はありません。書きやすい項目から埋めていっても構いません。また、あとで考えが変わったら書き直しても大丈夫です。

エンディングノートに記述する主な内容

・ ご自身やご家族の情報終活、家系図

生年月日や住所などの基本的な情報、これまでの経歴、ご家族やペットのことなどを記します。家系図を書き込んで、ご自身のルーツをたどることができるタイプもあります。

・ 財産・資産について終活、財産

預貯金、不動産、生命保険、有価証券、クレジットカードなど、財産・資産についてまとめます。ただし、誰が見るか分からないため、暗証番号などは別にまとめたほうが無難です。

・ ご親族やご友人のリスト

急な入院やご葬儀の際に、関係性や連絡先の分かるリストがあると、ご家族のご負担が減ります。終活における介護方針

・ 医療・介護について

いざという時のために、延命治療の希望や介護について記しておくと、ご家族の判断の助けになるでしょう。

 

・ ご葬儀について終活において葬儀の内容について検討する

どんなご葬儀にしたいか、といった考えをまとめます。

近年、ご家族の費用面での負担を考慮して、「家族葬」や「ご寺院を呼ばない無宗葬
(自由葬)」を希望される方が増えています。
しかしながら、結果的にご家族のご負担が増えてしまうことが少なくありません。
ご葬儀については、事前にご家族とよく話し合っておくことをおすすめします。

また、せっかく書いても、ご葬儀を執り行なっていただく方に見てもらえないと意味がありません。エンディングノートの存在や保管場所は、ご家族、特にご葬儀を執り行なうであろう方に必ず伝えておきましょう。

 

エンディングノートのメリット・デメリット

続いては、エンディングノートのメリット・デメリットです。

エンディングノートのメリットとデメリットについて

メリット

・ 基本的に自由な形式で書くことができる

・ ご家族やご友人に想いを伝えることができる

・ 人生を振り返り、現在の自分を改めて見つめ直すことができる

エンディングノートに現在のご自身の考えを自由に書き出すことで、新たな気付きを得ることもあります。また、大切なご家族へ想いを伝えることができます。

デメリットエンディングノートには法的効力がない

・ 遺言書のように法的拘束力がない

・ 個人情報などを記した場合、保管場所に
    注意しなければならない

・ 相続など内容によってはトラブルにつながることもある

遺言書は、決められた書式に従って書き記すことで、法的効力を持ちます。しかし、エンディングノートはご自身の希望を記すものですが、遺言書とは違い法的な効力を持ちません。

相続についての希望を確実に叶えたい場合には、エンディングノートとは別に遺言書を作成する必要があります。

遺言書に関しては『遺言書の種類や作成のポイント!効力のある書き方を解説』の記事で詳しくご説明しております。

 

平安祭典ではエンディングノートを無料でご用意しています

平安祭典のエンディングノートを無料で提供しています

冒頭でも述べましたが、終活は単に人生の終末に向き合う作業ではなく、自分自身を見つめ直し、残りの人生をより豊かにする作業です。ノートを活用して、ご自身の人生をより豊かなものにしてください。

ちなみに、平安祭典でもオリジナルのエンディングノート(無料)をご用意しています。神戸・阪神間で、エンディングノートに興味をお持ちの方は、平安祭典NCP室(078-856-6890)まで、気兼ねなくお問い合わせください(もしくは、お問い合わせ・資料請求フォームから「エンディングノート希望」と、ご請求ください)。

■お問い合せ・資料請求ページ https://www.heiansaiten.com/inquiry/inquiry.php